高校野球が終わり、大学で野球をやろうとする選手は多くいると思います。
大学側からスカウト、セレクションを受けて合格、学校内の推薦で一般入学、センター試験を受けて一般入学。
それぞれいろんな方法があります。
しかし、大学野球ってメディアにもあまり注目されないので実態が把握できないですよね。
野球小僧もそうでした、正直何も考えずになんとなく大学を決めた過去があります。しかし、それでは絶対にダメ!
大学野球は高校野球と違い、かなりいろんな意味でハードです。野球の環境、一人暮らし、大学の授業などすべての環境が一遍に代わり、脱落する部員を多く見てきました。
なので、今回は名門大学野球部に入部する前に知ってほしいことをまとめましたので、必ず読んでくださいね。
入学して後悔することなく、楽しい大学生活を送るようにしてください。
・大学に進学するために必要なこと
・大学野球と高校野球の違い
・退部率は驚異の3人に1人
・およそ費用は1000万円かかります
・強豪地方大学でもプロは狙える
・セレクションに合格する方法
・特待生になる方法
・大学野球部に入学するまでにやるべき練習
・大学野球の投手に必要なこと
・大学野球の練習内容
・大学野球のOFFについて
・大学野球の寮について
目次
大学入学前に必ず理解してほしい大学野球事情
大学への進路は学びたいことを明確に
大学野球をする場合、ほとんどの選手が野球をメインに考えてしまいます。
野球小僧もそうでした。野球ができればそれでいい、勉強なんて後回し。ただそれでは絶対いけません。
なぜなら、大学は野球をするための場所ではなく、勉強をする場所だからです。少しでも学びたい分野がある大学へ必ず行くようにしてください。
そのことをまとめた記事が下記にありますので、必ず読んでみてくださいね。
高校野球と大学野球の違い
大学野球は高校野球とは全く違う世界です。必ずこのこのことを理解して、入学してください。
練習の雰囲気・上下関係・指導者との距離感・周りの友人・生活環境などすべてにおいて、180度変わります。
この変化に上手く対応して、自己管理ができればいいですが、多くの選手は挫折しやめていきます。
そのことをまとめた記事を下記に書いています。参考にお読みください。
「事実」3人に1人の野球部員がやめます
高校野球と大学野球の違いでも書かせて頂きましたが、変化についていけずかなりの選手が大学野球では挫折し野球をやめます。
野球小僧の同期も、入学時は40名を超えていましたが4年の春には15名前後になっていました。
約3人に1人はやめていることがわかります。ただ、野球をやめるにもいろんな要素があります。
それについて詳しく書いた記事が下記にありますので、必ず読んで大学野球をしてください。必ずあなたのためになります。
「驚愕」大学野球にかかるお金を一挙公開
大学野球は、とにかくお金が必要になってきます。
特に公立高校から私立強豪大学へ入学した場合、金額の高さに驚きます。私立野球部の部費の高さや遠征やキャンプなど、毎年かかる固定費が異常です。
野球小僧も大学を卒業して、親から聞いて驚愕しました。自分のために、こんなにお金を使ってくれていたんだと・・・。
その内容がこちらの記事に書いていますので、どれだけお金がかかるのか理解して野球に臨んでください。
少しでもお金を節約する方法
これは入学してからのことです。
野球にお金が掛かるので、まずはお金を使わない努力をしてみてください。親の負担を少しでも減らせるように、手間はかかりますが必ずやるようにしてください。
楽をしようとすればいくらでもできます。親も文句は言いません。
ただ、それに甘えるのではなく、「野球をさせてもらっている」、「大学へ通わせてもらっている」その思いを持ち、少し行動してみてくださいね。
大学野球のスカウト事情から入学までに知っておきたいこと
注目選手の進学はこう決まる
強豪高校の選手たちが、全国の大学へスカウトされたり、セレクションを受けたりして大学合格の切符を獲得します。
その経緯について、解説させて頂いています。有名な選手は2年生の時には、内定が決まっていることもよくある話です。
また、地方強豪大学のスカウトは一流選手ばかりではなく、輝く原石も探しているのであきらめず野球を頑張れば声が掛かる可能性も大いにありますよ。
地方の強い大学でもプロは狙えます
プロへなるためには、関東の大学へ必ず入学しないといけないと思われている方もいるかもしれません。
しかし、それは間違いです。
なぜなら、今現在活躍されているプロ野球選手の中に地方大学出身が多くいます。
例えば、広島経済大学の柳田選手(ソフトバンク)、八戸学院大学(元八戸大学)秋山選手(西武)などあまり全国で聞いたことのない大学から、超一流選手へなっています。
その内容をまとめた記事が下記になります。
「経験談」セレクションに合格する方法
野球小僧は大学時代、学生コーチをしていました。
そのおかげで、セレクションの運営をさせて頂いた経験があります。そこで、知った事実や感情など合否を判断する基準について、あなただけにお伝えしたいと思います。
野球の能力が一番ですが、他にもあなたのグラウンドでの振る舞いを見て判断しています。それが詳しく書いた記事が下記になります。
特待生で学費が免除(地方私立強豪大学場合)
大学野球には特待生などで、学費が免除になる選手も現実にいます。
高校時代の活躍によって、4年間免除や半額免除、入学金免除など様々なケースがあります。
その内容について、野球小僧の大学で特待生で入学した選手について詳しく解説させて頂きました。
ちなみに全国ベスト16ぐらいの大学でした。
大学野球部に入部するまでにやるべき練習
高校野球を7月か8月に終え、大学野球をするまでに約半年間猶予があります。
その半年間で、あなたに必ずやってほしい練習がいくつかあるんです。それは、野球小僧が大学へ入学して感じた、周りとの差。
この2つの練習をするだけで、大学で活躍できる確率がグンとあがります。
その練習方法を書いてあるのが下記の記事です。
大学の投手に必要なスキルとは
野球小僧は大学まで中学3年間、高校3年間、大学4年間投手をしていました。
そこで各段階で必要なスキルを学ぶことができました。
そこで今回は大学野球の世界で投手として生き残るために、必要なスキルをあなただけにお伝えしたいと思います。
入部してからの大学野球事情
大学野球の練習を紹介(全国ベスト16程度の大学)
大学野球の練習の内容はさほど変わるものではありません。
しかし、高校時代と違うことは雰囲気です。
熱闘甲子園のように、美しい汗を流し、がむしゃらに野球をする球児の姿ではありません。どちらかというと、プロ野球選手のような雰囲気を出すようになります。
また、断然高校野球のほうがしんどい。(ただ、稀に大学の方がしんどい場合あり)
詳しくは下記の記事に書いていますので、ご覧ください
大学野球のオフに関する事情
大学野球は想像以上に休みをあります。
高校時代は休みがなくて、正直しんどいことが多くありませんでしたか?年間3日4日なんて当たりまえの世界でしたよね。
ただ、大学は少し考え行動するだけでオフを沢山とれる仕組みが作れます。
上手くやれば、1日オフが年間100日はいけるのではないかと考えます。その驚愕の内容は下記の記事に書いています。
寮に積極的に入るな(精神的にきつい)
まず大学によっては、全寮制やレギュラークラスのみ寮生活などありますので必ず調べて入部してくださいね。
ただ言えることは、全寮制でない限りは寮に入らない方がいいです。これは絶対。
もちろん寮の方が家賃も安く、ご飯が出てくる場合があります。しかし、それを差し引いてもあまりおすすめはできません。
高校のように指導者が目を光らせることもなければ、自由もありません。
もちろん「野球に集中するので住むところは関係ない」と覚悟を決めている選手はいいですが、プライベートは確実にあった方がいいですよ。気持ちの問題です。
野球小僧は入らなくもいい寮に入寮して、1年間苦労しました。その経験談を書きに書いています。ぜひご一読ください。
プロ野球選手になるには果てしない壁が
大学で野球をする選手は、少なからずプロを意識している選手が多くいると思います。
ただ、プロ野球選手になるにはかなりの高い壁があります。
慣れる確率は驚異の0.13%。
果たしてあなたはプロ野球選手になれるでしょうか。
またプロ野球選手になれなかった時のことを考えていますか・・・?野球小僧が野球しか考えてなく、後悔したことやプロの厳しさを書いた記事があります。
ご覧ください!
まとめ
・大学に進学するために必要なこと
・大学野球と高校野球の違い
・退部率は驚異の3人に1人
・およそ費用は1000万円かかります
・強豪地方大学でもプロは狙える
・セレクションに合格する方法
・特待生になる方法
・大学野球部に入学するまでにやるべき練習
・大学野球の投手に必要なこと
・大学野球の練習内容
・大学野球のOFFについて
・大学野球の寮について
大学野球のことを少しでも理解できましたか?
野球小僧が経験したことをすべて、伝えさせて頂きました。思いとしては、後悔なく大学野球をしてほしい。
その思いだけ。
若いときの4年間という時間はかなり貴重です。その貴重な時間を有意義に使ってほしい。
もちろん野球を一生懸命してほしいですが、野球でご飯を食べれるのはごく一部。
野球も、勉強もすべてにおいて充実した4年間を過ごせることを願っています。
またこちらに、全国の強豪大学をまとめています↓
ちなみに大学野球をもっと知りたい人はこちらを参考にしてください↓
最後に野球小僧が大学野球を終えて、感じたことを書かせてもらいました。時間があったら読んでみてください。