こんにちは、いつも見ていただき誠にありがとうございます。
今回のテーマは大学野球からプロの世界へ行くのに地方の大学では難しいのか、ということをお話して行きたいと思います。
結論から言いますと、地方強豪大学でもプロの世界へ進むことは可能です。しかもここ最近では地方大学でもプロへ容易に進むことができます。
そして今回は2016年~2018年の大学生ドラフト指名選手を分析し、地方大学でもプロへ進みやすいか解説します。
・2016年は41名中23名が地方大学
・2017年は30名中16名が地方大学
・2018年は32名中16名が地方大学
※関東の強豪大学以外の選手を地方強豪大学と仮定しています。
目次
ドラフト指名選手を分析(2016年~2018年)
2016年大学生ドラフト指名選手
セントラル・リーグ | |||
ドラフト順位 | 広島カープ | ポジジョン | 大学名 |
1 | 加藤拓也 | 投手 | 慶大 |
3 | 床田寛樹 | 投手 | 中部学院大 |
読売巨人 | |||
1 | 吉川尚輝 | 内野手 | 中京学院大 |
2 | 畠世周 | 投手 | 近大 |
育成 | |||
4 | 坂本工宜 | 投手 | 関学大 |
5 | 松原聖弥 | 外野手 | 明星大 |
6 | 高山竜太朗 | 捕手 | 九産大 |
DeNA | |||
1 | 浜口遥大 | 投手 | 神奈川大 |
2 | 水野滉也 | 投手 | 東海大北海道 |
6 | 尾仲祐哉 | 投手 | 広島経済大 |
7 | 狩野行寿 | 内野手 | 平成国際大 |
9 | 佐野恵太 | 内野手 | 明大 |
ドラフト順位 | 阪神タイガース | ポジジョン | 大学名 |
1 | 大山悠輔 | 内野手 | 白鴎大 |
2 | 小野泰己 | 投手 | 富士大 |
7 | 長坂拳弥 | 捕手 | 東北福祉大 |
ヤクルトスワローズ | |||
2 | 星知弥 | 投手 | 明大 |
3 | 梅野雄吾 | 投手 | 九州産 |
4 | 中尾輝 | 投手 | 名古屋経済大 |
中日ドラゴンズ | |||
1 | 柳裕也 | 投手 | 明大 |
2 | 京田陽太 | 内野手 | 日大 |
4 | 笠原祥太郎 | 投手 | 新潟医療福祉大 |
6 | 丸山泰資 | 投手 | 東海大 |
パシフィック・リーグ | |||
ドラフト順位 | 日本ハムファイターズ | ポジジョン | 大学名 |
2 | 石井一成 | 内野手 | 早大 |
3 | 高良一輝 | 投手 | 九産大 |
4 | 森山恵佑 | 外野手 | 専大 |
ソフトバンクホークス | |||
1 | 田中正義 | 投手 | 創価大 |
千葉ロッテ | |||
1 | 佐々木千隼 | 投手 | 桜美林大 |
7 | 宗接唯人 | 捕手 | 亜大 |
ドラフト順位 | 西武ライオンズ | ポジジョン | 大学名 |
2 | 中塚駿太 | 投手 | 白鴎大 |
6 | 田村伊知郎 | 投手 | 立大 |
楽天イーグルス | |||
2 | 池田隆英 | 投手 | 創価大 |
3 | 田中和基 | 外野手 | 立大 |
4 | 菅原秀 | 投手 | 大体大 |
6 | 鶴田圭祐 | 投手 | 帝京大準硬式 |
育成 | |||
2 | 南要輔 | 内野手 | 明星大 |
オリックス | |||
2 | 黒木優太 | 投手 | 立正大 |
8 | 沢田圭佑 | 投手 | 立大 |
育成 | |||
1 | 張奕 | 外野手 | 日本経済大 |
3 | 神戸文也 | 投手 | 立正大 |
5 | 中道勝士 | 捕手 | 明大 |
2016年を分析
2016年の大学生のドラフトを掲載させて頂きました。
2016年の中では、新潟医療福祉大、東海大北海道、広島経済大(トリプルスリー柳田選手(ソフトバンク)の母校)、帝京大準硬式、桜美林大、明星大、神奈川大、名古屋経済大、中部学院大、中京学院大(平成の忍者、菊池選手(広島)の母校)、日本経済大、平成国際大(サブマリン牧田投手の母校)など、あまり知られてない大学からプロ野球選手が誕生しています。
中には準硬式野球からプロへの道を開いた選手もいますね。2016年のデータでは、やはり関東の強豪大学が多いが、地方からも沢山ドラフトで指名されていることがわかりました。
2017年大学生ドラフト指名選手
セントラルリーグ | |||
ドラフト順位 | 広島カープ | ポジジョン | 大学名 |
3 | ケムナブラッド誠 | 投手 | 日本文理大 |
阪神タイガース | |||
1 | 馬場皐輔 | 投手 | 仙台大 |
2 | 高橋遥人 | 投手 | 亜大 |
3 | 熊谷敬宥 | 内野手 | 立大 |
4 | 島田海吏 | 外野手 | 上武大 |
育成 | |||
1 | 石井将希 | 投手 | 上武大 |
DeNA | |||
1 | 東克樹 | 投手 | 立命大 |
8 | 楠本泰史 | 内野手 | 東北福祉大 |
ドラフト順位 | 読売巨人 | ポジジョン | 大学名 |
1 | 鍬原拓也 | 投手 | 中大 |
4 | 北村拓己 | 内野手 | 亜大 |
7 | 村上海斗 | 外野手 | 奈良学園大 |
育成 | |||
3 | 笠井駿 | 外野手 | 東北福祉大 |
5 | 広畑塁 | 捕手 | 立正大 |
中日ドラゴンズ | |||
育成 | |||
2 | 石田健人マルク | 投手 | 龍谷大 |
ヤクルトスワローズ | |||
3 | 蔵本治孝 | 投手 | 岡山商大 |
6 | 宮本丈 | 内野手 | 奈良学園大 |
パシフィックリーグ | |||
ドラフト順位 | ソフトバンクホークス | ポジジョン | 大学名 |
2 | 高橋礼 | 投手 | 専大 |
4 | 椎野新 | 投手 | 国士舘大 |
育成 | |||
2 | 周東佑京 | 内野手 | 東農大北海道オホーツク |
4 | 大竹耕太郎 | 投手 | 早大 |
西武ライオンズ | |||
1 | 斉藤大将 | 投手 | 明大 |
5 | 与座海人 | 投手 | 岐阜経大 |
楽天イーグルス | |||
1 | 近藤弘樹 | 投手 | 岡山商大 |
2 | 岩見雅紀 | 外野手 | 慶大 |
3 | 山崎剛 | 内野手 | 国学院大 |
4 | 渡辺佑樹 | 投手 | 横浜商大 |
育成 | |||
1 | 井手亮太郎 | 投手 | 九産大 |
3 | 中村和希 | 外野手 | 天理大 |
ドラフト順位 | 日本ハム | ポジジョン | 大学名 |
6 | 鈴木遼太郎 | 投手 | 東北学院大 |
7 | 宮台康平 | 投手 | 東大 |
千葉ロッテ | |||
オリックス | |||
大学生指名なし |
2017年を分析
2017年のドラフトでは以上の選手が大学からプロへ進んでいます。
2017年の中では、仙台大、岡山商大、岐阜経大、東農大北海道オホーツク、奈良学園大、龍谷大、東北学院大など、あまり知られてない大学からプロ野球選手が誕生しています。
中での、岡山商科大の近藤選手は1位指名です。
着実に地方大学のレベルが上がっています。
2018年大学生ドラフト指名選手
セントラルリーグ | |||
広島 | |||
ドラフト順位 | 指名選手 | ポジション | 大学名 |
2位 | 島内颯太郎 | 投 手 | 九州共立大 |
6位 | 正隨 優弥 | 外野手 | 亜 大 |
育成 | |||
1位 | 大盛 穂 | 外野手 | 静岡産大 |
ヤクルト | |||
1位 | 清水 昇 | 投 手 | 国学院大 |
2位 | 中山 翔太 | 外野手 | 法 大 |
7位 | 久保 拓真 | 投 手 | 九州共立大 |
巨 人 | |||
1位 | 高橋 優貴 | 投 手 | 八戸学院大 |
DeNA | |||
1位 | 上茶谷大河 | 投 手 | 東洋大 |
2位 | 伊藤裕季也 | 内野手 | 立正大 |
中 日 | |||
2位 | 梅津 晃大 | 投 手 | 東洋大 |
6位 | 滝野 要 | 外野手 | 大商大 |
阪 神 | |||
指名なし | |||
パシフィックリーグ | |||
西武 | |||
ドラフト順位 | 指名選手 | ポジション | 大学名 |
1位 | 松本 航 | 投 手 | 日体大 |
4位 | 粟津 凱士 | 投 手 | 東日本国際大 |
7位 | 佐藤 龍世 | 内野手 | 富士大 |
育成 | |||
1位 | 東野 葵 | 投 手 | 日本経大 |
3位 | 中熊 大智 | 捕 手 | 徳山大 |
ソフトバンク | |||
1位 | 甲斐野 央 | 投 手 | 東洋大 |
6位 | 泉 圭輔 | 投 手 | 金沢星稜大 |
育成 | |||
2位 | 岡本 直也 | 投 手 | 東農大北海道オホーツク |
3位 | 重田 倫明 | 投 手 | 国士舘大 |
日本ハム | |||
7位 | 福田 俊 | 投 手 | 星槎道都大 |
オリックス | |||
2位 | 頓宮 裕真 | 内野手 | 亜 大 |
7位 | 中川 圭太 | 内野手 | 東洋大 |
育成 | |||
1位 | 漆原 大晟 | 投 手 | 新潟医療福祉大 |
ロッテ | |||
2位 | 東妻 勇輔 | 投 手 | 日体大 |
3位 | 小島 和哉 | 投 手 | 早 大 |
5位 | 中村 稔弥 | 投 手 | 亜 大 |
楽 天 | |||
1位 | 辰己 涼介 | 外野手 | 立命大 |
2位 | 太田 光 | 捕 手 | 大商大 |
6位 | 渡辺 佳明 | 内野手 | 明 大 |
7位 | 小郷 裕哉 | 外野手 | 立正大 |
8位 | 鈴木 翔天 | 投 手 | 富士大 |
2018年の分析
2018年の場合上位指名は有名大学ばかりです。
その中でも巨人ドラフト1位の高橋 優貴投手は八戸学院大学出身で地方大学出身です。
そう考えると、有名な大学じゃなくてもドラフト1位の可能性が多いにあるのがわかります。
また約半分の選手が関東の強豪大学ではなく、地方強豪大学からのドラフト指名です。
まとめ
・2016年は41名中23名が地方大学
・2017年は30名中16名が地方大学
・2018年は32名中16名が地方大学
※関東の強豪大学以外の選手を地方強豪大学と仮定しています。
20~30年前だったら、なかなか地方からプロへ行くことも現在よりは難しかったと思います。なぜなら、情報が今とは違いアナログメインだったからです。
今では、少しでも注目されればネットの動画で見ることができます。また、自分自身で売り込むことができます。やはり、その違いではないかと思います。
なので無理に行きたい大学でもない場合は、あなた自身が学びたい学問がある大学へ行くようにしてくださいね。その理由はこちらへ書いてます↓
また地方大学で活躍している選手もまとめていますので、参考にどうぞ。
以上「可能性は無限大」大学野球からプロ野球選手になるのは地方強豪大学でも難しくない理由を解説でした。