野球小僧がそうでした。野球だけでしていれば、それでいい。
ずっと野球と一緒に人生を過ごしていくとばかり考えていました。しかしそれは残酷にも、敗れ去りました。
なぜなら、野球でご飯が食べられる選手はほんの一握りだからです。
それが今回の記事にまとめた、プロになれる確率脅威の0.13%。この確率に当てはまる野球センスと努力があれば何もいいません。
しかし,ほとんどの球児は、野球以外の職業に就くのが現実です。
だからこそ今回は夢見る球児に現実と勉強(知識&お金)を伝えたいと考え、記事にさせて頂きました。
ぜひ現実を知ったうえで、野球と勉強を頑張ってくださいね。
プロ野球選手になれる確率は、0.13%
その中で平均勤続年数約9年まで現役でできるのが4割
引退後野球に関われる選手はごくわずか
プロでご飯食べるのは難しい~!!!!
目次
プロへ進めるのはわずか0.13%
まずはこちらのデータをご覧ください。

(野球日本代表侍ジャパンオフィシャルサイトより引用)
2018年高卒・大卒でプロへ進んだ人数
セントラルリーグ
所属球団 | ドラフト指名 | 育成指名 |
広島カープ | 7名 | 1名 |
東京ヤクルト | 6名 | 0名 |
読売巨人 | 6名 | 4名 |
横浜DeNA | 4名 | 1名 |
中日ドラゴンズ | 5名 | 0名 |
阪神タイガース | 2名 | 0名 |
パシフィックリーグ
所属球団 | ドラフト指名 | 育成指名 |
西武 | 5名 | 3名 |
ソフトバンク | 4名 | 4名 |
北海道日本ハム | 6名 | 0名 |
オリックス | 4名 | 1名 |
千葉ロッテ | 7名 | 0名 |
東北楽天 | 7名 | 1名 |
2018年の高卒・大卒のドラフト合計人数は78名でした。
2018年の高卒・大卒のドラフト対象人数

2018年高校生・大学生総ドラフト人数78名なので、
計算すると・・・・
この確率は驚愕ですよね。約744名が人生をかけて野球に打ち込んでも、その中で1名しかプロの世界へ進むことができません。
この確率を必ず頭へ叩き込んで於ください。プロ野球選手になるには、才能と正しい努力が必要になってきます。
ただ理解してほしいのは、ドラフトにかかることがゴールではありません。
入団はただのスタート地点に過ぎません。スポーツ選手なんて活躍してなんぼ。
ドラフト1位で入団しても活躍しなければ3、4年で戦力外になります。
育成ドラフトで入団しても、千賀投手や甲斐捕手などのように活躍すれば1億や5千万円稼ぐことができます。
プロ野球選手へなれても活躍できるのは一握り
2010年ドラフト指名選手で検証
プロ野球選手平均勤続年数が8年から9年と言われています。
2018年終了時点の勤続9年の選手は以下の通りです。
・投手11名
・野手9名
・投手10名
・野手12名
2010年は97名入団した選手が約10年で40名まで淘汰。
プロになるまでに0.13%という狭き門をくぐりぬけてきましたが、9年生き残れる選手は半分以下。
約6割の選手が8年以下で戦力外通告を受けています。
平均勤続年数を越えれる選手は、プロの世界へ入ってもほんの一握りです。この厳しさを知っておいてください。
ちなみに、活躍できればかなりのお金を稼ぐことができます。夢はみれる!
引退後野球の職につけるのは極わずか

引退後指導者や開設者になれる選手は活躍した選手のみ。
単年で首を切られた選手は、野球以外の仕事でお金を稼がなくてはいけません。
少し例を見ていきましょう。
千葉ロッテ 里崎選手
近鉄 金村選手
巨人軍 宮本選手
巨人軍 張本選手
巨人軍 原監督
広島 緒方監督
阪神 矢野監督
ヤクルト 小川監督
横浜 ラミレス監督
中日 与田監督
全員1軍でそれなりに結果を残している選手ばかりです。超一流までとは言いませんが、世間が知っているぐらいは活躍していないと、野球に関われる機会はかなり少なくなります。
スカウトやバッティング投手など裏方は、実績が伴わなくても採用される可能性があります。
しかし、可能性はかなり低いのであまり当てにはできません。
このように毎年何十名もの選手が首になりますが、野球関係の職業につけるのはほんのわずかだとお言うことを知っておいてください。
ちなみに2019年ドラフト1位候補はこんな感じです。かなりの才能あふれる選手ばかりです。
「結論」生きる力を学生時代に養おう!
学校の勉強

東大や京大にいけとは言いませんが、必ず勉強をおろそかにしないように。
学歴の時代は終わったと言われる方もいますが、日本の雇用で学歴社会は健在です。
できないよりはできた方がいい。学生時代は勉強できる時間が山のようにあります。
その一瞬を大事に生きてください。
死ぬまでが勉強です。
教員経験がある野球小僧がぜひ紹介したい勉強方法がありますので、記事を貼っときますね。これからは動画の時代。
コストを下げて、知識をつけてください。
お金の勉強

学校では教えてくれません。だからこそお金の勉強が大事になってきます。
なぜなら、お金の勉強をしている人と、していない人では将来確実に稼ぐ力に差がつくからです。
お金について勉強していない人は、お金は自分で働いて稼ぐことしか知りません。
逆にお金の勉強をしている人は、自分が働かずお金や人やモノに働いてもらうことを知っています。まずはこの本でお金の仕組みを理解してください。
この差で、あなたの人生は天と地ほどさが出てきます。知るなら今しかないですよ。
学校では教えてくれないお金の勉強をしてみませんか。
お金の勉強ができるユーチューバー3選
リベ大学「両さん」
お金について満遍なく教えてくれます。
・投資を詳しく理解できる
・固定費を削減する方法がわかる
生きていくうえで必要な固定費をかしこく抑える方法を教えてくれます。両さんの動画はすべての人に大きな価値を与えるものになっています。見ないと損!
イケダハヤト「イケハヤ」さん
脱社畜を掲げているインフルエンサー
賛否が分かれる方ですが、かなり勉強になります。
・自己啓発に近い講義をしてくれる
・IKEHAYA TIMESで世界の動向がまるわかり
ぜひイケハヤさんの動画は見て、聞いてほしいですね。めちゃくちゃ勉強になりますし、わかりやすい。
もふもふ不動産「もふさん」
見た目は怖いが、知識やプレゼン能力はピカイチ
・不動産経営がまるわかり
野球小僧が不動産投資をしているので、見ています。なので、必ずみてくださいとはいいません。
不動産経営に興味があればみてくださいね。
まとめ
プロ野球選手になれる確率は、0.13%
その中で平均勤続年数約9年まで現役でできるのが4割
引退後野球に関われる選手はごくわずか
プロ野球選手になり、一生分のお金を稼げるのは一握りのスーパースターだけです。残りの選手は、野球以外の職業に就き汗水たらしながら働かなければなりません。
だから勉強を野球と同じぐらい頑張ってほしいんです。
多くの知識があるかないかで、生きていくうえで大きく差が分かれます。あなたはどっちの道へ進みますか?
野球小僧が学生に戻れるなら、勉強も野球と同じくらい頑張り、豊かな生活を手に入れますね。
ぜひプロ野球選手を目指しつつ、ダメだった時のことも考えてください。応援していますよ!