よし!
大学野球を本気で取り組もうとする選手は、「プロ野球へ進むか」「社会人野球に進むか」「独立リーグへ進むか」、などいくつかの選択肢を思い描きながら大学野球へ進むと思います!
しかし、野球でご飯を食べれる選手はほんの1部の選手だけです。
なぜなら、野球小僧の大学では全国ベスト16に進んでも、社会人で野球ができたのが1名、プロへ進めたのが1名、残りの40名以上は途中退部や一般就職です。
この経験から、野球だけを考えるのではなく、大学で本当に学びたいことや就職状況など、総合的に決める必要があります。
なぜこんなことを言うかというと、野球小僧自身野球しか考えずに大学を決めてしまったからです。
野球に対する後悔はありませんが、大学で本当に学びたいことをできなっかった後悔があります。
なので、こんな経験をあなたにはしてほしくない!そんな思いで本文を書かせて頂きました。では、後悔ない大学選びをしてくださいね!
・プロや社会人野球に進めるのは一握り
・途中退部がかなりある
・1学年3名~4名の留年
・費用は合計1000万円超
目次
安易に大学野球をおすすめしない理由
社会人やプロ野球へ進む確率
地方大学の場合(野球小僧)
野球小僧の大学は、地方の弱小大学です。
全国大会の最高成績はベスト16。部員数は1学年30名程度。ちなみに野球小僧の同級生は40名を超えていました。
このスペックで、社会人野球へ進めたのが1名。
プロ野球へ進んだのが1名。
野球で就職できたのは合計2名です。
ちなみに4年の秋まで野球を続けた部員は8名程度。残りの40名は途中でやめたり、4年の春で引退するなどしています。
東京六大学(早稲田大学の場合)
誰もが知っている名門大学です。詳しくは↓
2018年度卒業生は31名います。
31名中野球で就職は4名。
1名は千葉ロッテへ進む小島和哉投手
3名は社会人野球に進む、中村健吾捕手(北海道ガス)、小太刀緒飛外野手(エイジェック)、高橋朋玄マネ(JX-ENEOS)。
残りの27名は、一般就職です。
この結果をみても、かなりの厳しい世界だというのがわかります。全国でも強豪と言われる早稲田大学さえ、31名中4名しか野球を継続できません。
この現実をしっかり頭に刻んでくださいね。
大学野球の退部率
これはかなりの率を残しています。
いろいろな要因がありますが、高校野球と同じように考えないようにしてくださいね。
大学野球の費用
自宅から通う、県外で寮生活など立場が違う場合あります。
しかし。、基本的に全国へ出る名門大学は寮生活が多いです。それを考えて計算するだけで、1000万円は軽く超えます。
ちなみに野球小僧の大学で消耗した金額を下記の記事に書いてあるので参考に読んでください。
本当に大学に進むことが正解なのか
野球だけならおすすめしない
大学で野球だけしたいのであれば、大学野球はおすすめできません。
なぜなら、大学へ進学する一番の目的は勉強をすることだからです。考えてみてください。
野球をしたいがために、1000万円を支払ってやる必要があると思いますか。野球はまじめにするけど、学校生活で勉強はしない、学ばない・・・。
正直日本の大学生の大半は、受験がゴールで入学して学力がかなり下がります。正直大学へ進学する意味は、大卒という看板がほしいだけになっています。
後は早稲田や慶応などのブランドですかね・・・。
野球だけしたいのであれば
お金を支払って野球をするのではなく、お金をもらって野球をしてみてください。
もちろんかなり難易度が高い(社会人・独立)ですが、野球だけを目的とするのであれば社会人野球か独立リーグ・クラブチームの3つしか選択肢はないと思います。
ちなみにクラブチームの場合、簡単に入部できるところもあるので難易度は下がります。
この3つの選択肢を頭に入れてください。
大学野球とは比べ物にならないぐらい、大変な環境で野球をしなくてはいけません。
野球だけではなく大学で学びたいことを探せ
学びたいことを、とにかく考えろ
野球小僧は当時全く考えていませんでした。
経済学部へ入学しましたが、勉強は一切せず単位をとればそれでOK!そんな時間を無駄にする大学生でした。
その経験から、今から大学へ進学するあなたへぜひ考えてほしいのが、学びたいことを明確にする。
なぜなら、大学は非常に時間があり勉強をするにはもってこいの4年間だからです。
正直なんでもいいと思います。将来起業したいのであれば、経営学部へ進学する。スポーツ関係の仕事に就きたいのであればスポーツ学部がある大学へ進学するなど。
やりたいことの先に大学野球があるイメージをすれば、正直大学へぜひ行くべきだと考えます。
とにかく野球小僧が言いたいことは、野球でご飯を食べれなかった場合のことを考え、あなた自身がやりたい分野の学部へ入学すること。これだけです!
大学は本当に時間があり、自由です。多くの誘惑があり留年する選手もかなりいます。
ただそんな中でも、あなた自身が好きな分野の勉強をするだけでも留年の確率は低くなります。
まずは何をしたいか考えて入学してみてくださいね。
大きく考え専門学校もあり
プロへ進むためには、大学野球か社会人か独立リーグなど限られたところからしか行けないと考えていませんか。
今現在活躍しているプロ野球の選手の中には専門学校卒業の選手もいます。
例えば広島カープの絶対的中継ぎ一岡投手。
・沖データコンピューター専門学校から2011年にドラフト3位で巨人へ入団。その後広島へトレードされ、才能が開花。2018年年俸7700万円
かなり狭き門ですが、専門学校からプロへ進むことも可能です。
むしろ専門的な勉強をしながら野球ができるので、野球小僧は専門学校の方が大学よりむしろかなりいい環境だと考えます。
まとめ
・プロや社会人野球に進めるのは一握り
・途中退部がかなりある
・1学年3名~4名の留年
・費用は合計1000万円超
大学へ進学するのは正直かなりの覚悟が必要です。
ただ上記のことを知らず、考えず進学して後悔する選手がいるのがかなりいるのも現実です。
1000万円かけてあなたが大学野球をする必要がありますか?しっかりと考えてみてください。
やりたい勉強の先に野球があることを理解してくださいね。特に学費が無料になるなどのスポーツ特待生の選手は注意が必要ですよ。
大学の学費が無料でもやりたくい勉強を4年間するのは、時間がもったいないです。
しっかりと将来を考えて行動してくださいね。