いえ実は、各大学にそれぞれ特色があり、部員数や野球の施設、学費、偏差値などかなり違ってきます。さらに入部条件なども・・・。
また、プロ野球選手になるための見本となる注目選手も多数在籍しています。
そこで、今回はどこの大学にあなたが合うか各大学を徹底分析して、あなたの悩みを解決します。
・帝京大学
・武蔵大学
あなたが進学したい大学はどこですか?
これを見れば進学したい大学が明確になるはずです!
ちなみに、首都大学野球連盟は東海大学・日本体育大学・筑波大学・桜美林大学・帝京大学・武蔵大学と誰もが知っている野球の強豪大学ばかりが並んでいます。
ちなみに首都大学野球連盟の他4大学をこちらで紹介しています。
目次
「首都大学野球連盟」強豪帝京大学野球部を解説
帝京魂。選び抜かれた選手で勝ち上がれ、名門帝京大学
優勝回数は4回以上。首都大学野球連盟では東海大学の一人勝ち状態です。
その中でも2017年春帝京大学は優勝をしています。甲子園に出場した選手も在籍し、戦力的には申し分ないチームです。
後は上位の東海大学や日本体育大学を、どう倒すかだけだと考えますね。
主なプロ野球選手(元を含む)
里崎智也(千葉ロッテ 1998年ドラフト2位)
青柳晃洋(阪神タイガース 2015年ドラフト5位)
西村天裕(北海道日本ハム 2017年ドラフト2位)
塩見泰隆(東京ヤクルト 2017年ドラフト4位)など
もっとも有名な選手はWBCでも活躍した里崎捕手。
今は解説やスポーツ番組に出たりして、テレビで大活躍されています。
最近での2017年に2名プロの世界へ進んでいるので、プロを目指す選手が入学する大学であることは間違いないです。
ただ2017年の塩見選手、西村投手は社会人を経由してからプロの世界へ行っています。
【強豪帝京大学】部員数と練習時間
部員数は1学年20名程度。
この人数を見ると、セレクションで合格した選手やスカウトされた選手のみで構成されていることが考えられます。
なので、スカウトされていない選手が入部したい場合は毎年8月にあるセレクションを受けるようにしてください。
ちなみにセレクションに合格するコツをまとめた記事もあるのでご覧ください。
野球の練習環境と寮
・専用グラウンド(両翼93m・センター120m)
外野天然芝・夜間照明
・室内練習場(4か所の打撃練習が可能・5人同時に投球練習)
寮は完備されています。
寮に室内練習場やトレーニングルームが併設されています・
個室で2人部屋、かなり綺麗な寮です。
帝京大野球部の寮は「日本一の設備」と聞く。数年前、かつて薬学部で使用していた1棟をリフォームした8階建て。講堂がミーティング室、教室がウエートトレ室や数人が一度に打ち込み可能な打撃練習場など備え、環境は充実している。選手も環境を生かし、学校側も力を入れた成果が出て喜んでいるだろう。(日刊スポーツより引用)
帝京大学(2013年VTR)
前編(つなぐ ~揺るぎない結束で勝利を~)
後編(つなぐ ~揺るぎない結束で勝利を~)
後編には阪神の青柳投手や日ハムの西村投手のインタビューも収録されています。
強豪帝京大学の全国大会でのシートノック
強豪帝京大学の成績(首都大学野球連盟)
年度 | 成績 | 順位 |
2016年(春) | 3勝8敗 | 6位(1部残留) |
2016年(秋) | 6勝7敗 | 4位 |
2017年(春) | 10勝3敗 | 優勝 |
2017年(秋) | 4勝7敗 | 5位 |
2018年(春) | 5勝8敗 | 5位 |
2018年(秋) | 3勝8敗 | 5位 |
2019年 (春) | 5勝8敗 | 5位 |
2019年(秋) | 4勝8敗 | 5位 |
東都大学野球連盟もかなりレベルが高く、入れ替えが激しいですが首都大学野球も負けていません。
優勝したチームが次の年には2部へ降格もあります。
正直どこの大学も他のリーグへ行けば、優勝争いができるチームばかりです。
2017年に39季ぶりの優勝を果たしましたが、その後は5位と低迷中。
気になる学費と偏差値
偏差値
学費
4,230,300円
(合格サプリより引用)
学費は一般的な金額です。大体400万円前後と考えておいてください。
ただ、合宿所、私立強豪大学、学費で1000万円は掛かります覚悟して野球をするように。
「首都大学野球連盟」武蔵大学野球部を解説
目指せ初優勝2019年秋には2位。武蔵大学
2019年シーズンを終え、優勝回数は0回。ただ強豪大学であることは間違いありません。
2006年には上園投手がドラフト3位で阪神に入団して、新人王を獲得しています。
このことからの能力のある選手も、在籍していることがわかります。
主なプロ野球選手(元を含む)
・小野剛 (読売 2000年ドラフト7位→T&Aサンマリノ(イタリア・セリエA)→ 西武ライオンズ)
・丸山泰嗣 (千葉ロッテ 2001年ドラフト7位→ 東京ヤクルト)
・上園啓史 (阪神 2006年ドラフト3位 東北楽天 2007年新人王)
・伊東亮大 (東北楽天 2014年ドラフト7位)など
一番有名な選手で言えば、元阪神→元楽天の上園投手ではないでしょうか。
他にもプロ野球選手を輩出する名門大学です。
ただ、東都や東京六大学のように毎年のようにプロへ送り出してはいないのが現状。
【強豪武蔵大学】部員数と練習時間
珍しくセレクションがない大学です。なので、ほとんどの選手が同じスタートラインから競争することができます。
東海大学のように全国の1流選手が集まる大学ではないので、高校時代2番手3番手の選手が活躍できるチャンスが、武蔵大学にはあります。
平日:15:40~ OR 17:10~
休日:9:00~⒔:00 9:30~⒔:00
野球の練習環境と寮
・専用グラウンド
・ブルペン
・室内練習場(ブルペン、打撃練習3か所)
野球部専用の寮はありません。
自宅通学が不可能な場合は朝霞グラウンドに隣接の学生寮(朝霞プラザ)へ入寮します。
ただ、 学生寮は毎年の募集人員が25名で、在寮期間は2年次までの2年間。
新入部員が入寮申込をしても、全員が入寮できないのが実情です。
物件探しは小野剛OB(元西武ライオンズ投手、㈱GSL代表取締役)が手伝いをしてくれます。
うれしいですね。元プロ野球選手から家を探してもらえるなんて。
強豪武蔵大学の成績(首都大学野球連盟)
年度 | 成績 | 順位 |
2016年(春) | 9勝2敗(2部) | 優勝(2部残留) |
2016年(秋) | 7勝4敗(2部) | 3位 |
2017年(春) | 10勝1敗(2部) | 優勝(1部昇格) |
2017年(秋) | 4勝6敗 | 4位 |
2018年(春) | 7勝5敗 | 2位 |
2018年(秋) | 1勝10敗 | 6位(1部残留) |
2019年 (春) | 5勝7敗 | 4位 |
2019年(秋 | 8勝4敗 | 2位 |
東都大学野球連盟もかなりレベルが高く、入れ替えが激しいですが首都大学野球も負けていません。
正直どこの大学も他のリーグへ行けば、優勝争いができるチームばかりです。
来年度のシーズンに期待しています。
気になる学費と偏差値
偏差値
学費
4,548,900円
(合格サプリより引用)
学費は少し高めの金額です。大体平均は400万円前後と考えておいてください。
ただ、合宿所、私立強豪大学、学費で1000万円は掛かります覚悟して野球をするように。
【絶対見て!】大学野球経験者から3つのアドバイス!
大学野球のアドバイス1.どれだけ疲れていても勉強は疎かにするな。
1つ目のアドバイスとしては、必ず勉強をするようにしてください。
なぜなら、偏差値を上げることで大学の選択肢が広がるからです。
実際に私自身、高校時代全く勉強をすることなく、行きたい大学へ進学することが出来ませんでした。
偏差値、また評定がもう少し高ければ、自分が行きたかった大学へ行けたのに・・・と当時後悔していたことを今でも思い出します。
だから、あなたに伝えたいんです!
部活が忙しいを言い訳に勉強をしないのは絶対にダメ!自分の可能性を狭めるだけです。
なので、部活動で忙しいかもしれませんが、勉強も並行して行うようにしてください。
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詳しい記事は下記を参考に↓
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個人的には、進研ゼミの方が取り組みやすいと考えます!タブレットで学習できるので、勉強が苦手な子供も集中して勉強が出来ます。
大学野球のアドバイス2.野球のレベルアップ&体を大きくする
2つ目が野球のレベルアップ&体をデカくすることです。
なぜなら、大学では高校時代に活躍した選手が集まる場所だからです。
正直、大学野球はかなりのハイレベル。私も、地方の大学でしたが、レベルの高さに驚きました。
私は投手でしたが、同学年の投手が7名在籍していて、私ともう一人の投手以外5名は140㌔程度投げていました。
身体もデカく、身長が低くても筋肉でデカく見える選手ばかり。
これはヤバいと当時思いましたね。部員も4学年で120名を超えていました。
なので、大学でも勝負できるように野球のレベルアップと体をデカくする必要があります。
ぜひ、下記の記事を参考にして、自分自身を磨いてみてください!
私の野球経験から投手に最適なトレーニング道具、バッティングに最適なトレーニング道具を紹介します↓
また、野球のレベル向上だけではなく、体も大きくする必要があります。なので、下記の記事も参考にどうぞ↓
大学野球のアドバイス3.大学野球の事を理解して入学すること
最後のアドバイスとしては、大学野球の事を理解して入学するようにしてください。
なぜなら、大学野球は高校、中学のような雰囲気で野球ができないからです。
実際に私は4年間大学野球をやり抜きましたが、正直高校野球や中学野球のように、熱く楽しい野球ではありませんでした。
費用も莫大に掛かりますし、退部する人数も驚くほど多い。
今、「もう一度高校に戻って大学で野球をするか?」と言われれば、絶対に高校で辞めますね。
それぐらい私には合いませんでした。
なので、なぜ大学で野球を本気でやりたいのかを再確認するようにしてください。
「親に言われたから!」「高校の監督に無理やり!」など、自分の意思でやっていない選手はほぼ確実に退部します。
そんなことにならないように、必ず自分の意思で進学してください。
ちなみに、私が経験した大学野球の全ては下記の記事に書いています。ぜひ、読んでみてください↓
帝京大学と武蔵大学に進学したいなら、勉強あるのみ!
・帝京大学
・武蔵大学
強豪大学で野球がしたいのであれば、今回紹介した大学へ進むようにしてください。
繰り返しになりますが、大学野球をやりたいのであれば、自分の技術を磨くことと、高校での勉強を頑張らなければなりません。
大学側から来てほしいと言われればいいですが、そんな選手は一握りです。なので、勉強は必須なんです。
私自身、そこまで勉強をやらなかったので行きたい大学にはいけず、本意ではない大学へ入学しました。(後悔はしていませんが)
なので、あなたにはしっかり野球も勉強も頑張って、行きたい大学へ入学してください。
健闘を祈ります!