首都大学野球連盟・・・。
知らない人も多いのではないかと思いますが、日本で4番大学野球が強いリーグです。
その理由としては、リーグが2部まであり全国大会での勝率が東都大学野球連盟、東京六大学、関西学生野球連盟に次ぐ4番目だからです。
そんな全国でも屈指の強さを誇るレベルの高い首都大学野球連盟に所属している、東海大学・筑波大学・日本体育大学・桜美林大学・帝京大学・武蔵大学を徹底解説していきます。
目次
「首都大学野球を引っ張る」強豪東海大学・日本体育大学
東海大学
全国大会の成績(平成30年秋終了時)
全国大会 | 勝利数 | 負け数 |
大学選手権(37回) | 59勝 | 34敗 |
神宮大会(20回) | 29勝 | 17敗 |
計 | 88勝 | 51敗 |
最高成績 | 優勝回数 | |
大学選手権(37回) | 優勝 | 4回 |
神宮大会(20回) | 優勝 | 3回 |
首都大学野球連盟の中では、圧倒的な成績を残しています。
2018年現在大活躍している巨人の菅野選手も東海大学の卒業生。
全国での勝率は6割を超え、東都や東京六大学のチームにも引けをとらない大学です。
全国へ出場、優勝したいのであれば東海大学一本です。
日本体育大学
全国大会の成績(平成30年秋終了時)
全国大会 | 勝利数 | 負け数 |
大学選手権(10回) | 13勝 | 10敗 |
神宮大会(12回) | 16勝 | 10敗 |
計 | 29勝 | 20敗 |
最高成績 | 優勝回数 | |
大学選手権(10回) | ベスト4 | 0回 |
神宮大会(12回) | 優勝 | 2回 |
体育大学の中で全国一の強さを誇ります。
2018年にはドラフトで2名されるなど、プロになる環境も整っています。
ただ全国へ進むのであれば、東海大学が首都大学野球連盟では有力かと考えます。
「新設大学と国立の星」ルーキー桜美林大学・秀才筑波大学
桜美林大学
全国大会の成績(平成30年秋終了時)
全国大会 | 勝利数 | 負け数 |
大学選手権(0回) | 0勝 | 0敗 |
神宮大会(1回) | 2勝 | 1敗 |
計 | 2勝 | 1敗 |
最高成績 | 優勝回数 | |
大学選手権(0回) | なし | 0回 |
神宮大会(2回) | 準優勝 | 0回 |
2009年に新設された強豪大学。
卒業生の中には2016年ドラフト1位で指名された佐々木投手(千葉ロッテ)がいます。
他にも巨人の桑田選手の息子、巨人の川相選手(バント職人)の息子も卒業生です。
チームとしては佐々木投手が、在籍していた時に1度全国へ出場していたのみ。
やはり東海や日体大を倒して、全国へ進むにはなかなか難しい環境があります。
筑波大学
全国大会の成績(平成30年秋終了時)
全国大会 | 勝利数 | 負け数 |
大学選手権(1回) | 1勝 | 1敗 |
神宮大会(4回) | 3勝 | 3敗 |
計 | 4勝 | 3敗 |
最高成績 | 優勝回数 | |
大学選手権(1回) | ベスト8 | 0回 |
神宮大会(4回) | 優勝 | 1回 |
国立大学で唯一全国制覇をしている大学。
勉強もできて、野球もできる選手であれば間違いなく筑波大学をおすすめします。
なぜなら、野球で就職できない場合、筑波という看板が就職をサポートしてくれるからです。
残念ながら日本はまだ学歴社会です。
名がある大学へ行く方が就職は完全に有利。卒業後を考えて大学を選ぶべきです。
「優勝争う食い込め」帝京大学・武蔵大学
帝京大学
全国大会の成績(平成30年秋終了時)
全国大会 | 勝利数 | 負け数 |
大学選手権(2回) | 1勝 | 2敗 |
神宮大会(1回) | 0勝 | 2敗 |
計 | 1勝 | 4敗 |
最高成績 | 優勝回数 | |
大学選手権(2回) | 2回戦 | 0回 |
神宮大会(1回) | 未勝利 | 0回 |
全国大会へ行こうと考える選ぶべき大学ではありません。
全国大会への出場も合計で3回。
もちろん絶対無理ではありませんが、確率はかなり低い。ただ、全国とは無縁ですが強豪大学であることは間違いなし。
安易な気持ちで入学すると痛い目にあいますよ。
武蔵大学
全国大会の成績(平成30年秋終了時)
全国大会 | 勝利数 | 負け数 |
大学選手権(0回) | 0勝 | 0敗 |
神宮大会(0回) | 0勝 | 0敗 |
計 | 0勝 | 0敗 |
最高成績 | 優勝回数 | |
大学選手権(0回) | 未勝利 | 0回 |
神宮大会(0回) | 未勝利 | 0回 |
全国とは無縁の大学です。
2部と1部を往復するなど、なかなか1部リーグに定着できていません。
野球の環境もおすすめできるほどではありませんが、大学野球で花咲かせたい選手にはちょうどいい大学ではないでしょうか。
セレクションもないので、同じスタートラインの選手ばかりです。
まとめ
首都大学野球連盟は日本4位のリーグです。
東海大学の実力が抜けていますが、ほかの大学もかなりの実力ぞろい。
選手ならば自分の能力を理解して、どこの大学へ行けるのかしっかり考えてみてください。
また、親御様はお金の面が気になると思います。学部によっても違いますし、野球の環境でも変わってきます。しっかり調べるようにしてください。
以上「首都大学野球1部リーグ全六大学」成績から優勝回数、レベルなど徹底解説。野球の環境や部員数もまとめました。