いえ実は、各大学にそれぞれ特色があり、部員数や野球の施設、学費、偏差値などかなり違ってきます。さらに入部条件なども・・・。
また、プロ野球選手になるための見本となる注目選手も多数在籍しています。
そこで、今回はどこの大学にあなたが合うか各大学を徹底分析して、あなたの悩みを解決します。
まずは首都大学野球連盟第1弾として東海大学、日本体育大学について解説していきます。
あなたが進学したい大学はどこですか?
これを見れば進学したい大学が明確になるはずです!
ちなみに、首都大学野球連盟は東海大学・日本体育大学・筑波大学・桜美林大学・帝京大学・武蔵大学と誰もが知っている野球の強豪大学ばかりが並んでいます。
ちなみに首都大学野球連盟の他4大学をこちらで紹介しています。
目次
「首都大学野球」強豪東海大学野球部を解説
圧倒的なチーム力。ダントツの強さを誇る東海大学
通算優勝回数は70回を超えます。
2位の日本体育大学は23回の優勝回数です。これをみればどれだけ圧倒的かわかりますよね。
全国大学選手権で4回、明治神宮野球大会で3回優勝。
東京六大学や東都大学野球連盟が目立ちますが、首都大学野球連盟も負けてはいません。
主なプロ野球選手(元を含む)
・原辰徳 – 元読売ジャイアンツ選手、前読売ジャイアンツ監督、第2回WBC日本代表監督
・菅野智之(読売ジャイアンツ 2012年ドラフト1位)
・伏見寅威 (オリックス 2012年ドラフト3位)
・田中広輔(広島東洋カープ 2013年ドラフト3位)
・赤間謙(横浜DeNA 2015年ドラフト9位)
・中川皓太(読売ジャイアンツ 2015年ドラフト7位)
・大城卓三(読売ジャイアンツ 2017年ドラフト3位)
・田中俊太(読売ジャイアンツ 2017年ドラフト5位)など
今や日本を代表するエース菅野選手(巨人)の母校です。
毎年のようにプロ野球選手を輩出する最高峰の強豪大学です。全国の東海系列の高校から選りすぐられた部員が集まってきます。
【強豪東海大学】部員数
学年を上がるごとに部員数が少なくなっていますが、かなりの大所帯だということがわかります。
なかでも、東海系列の高校からの進学者が多くいます。
野球の練習環境、寮とセレクション情報
・専用球場(土屋野球場)
外野天然芝・内野土・照明あり
・室内練習場
かなり綺麗な施設が整っています。
寮はあります。東海大学野球部望星学塾といわれる合宿所があります。
ただ情報は少なく、全員入寮できるかは不明です。
セレクション情報はありませんでした。
まぁ全国でも5本の指に入る強豪大学なので、大学側から声が掛からなければ入部できないのではないかと思いますね。
強豪東海大学全国大会シートノック
【強豪】東海大学の成績(首都大学野球連盟)
年度 | 成績 | 順位 |
2016年(春) | 6勝6敗 | 3位 |
2016年(秋) | 7勝5敗 | 2位 |
2017年(春) | 7勝5敗 | 3位 |
2017年(秋) | 7勝4敗 | 3位 |
2018年(春) | 10勝2敗 | 優勝 |
2018年(秋) | 8勝2敗 | 優勝 |
2019年(春) | 10勝2敗 | 優勝 |
2019年(秋) | 10勝0敗 | 優勝 |
優勝回数は圧倒的でしたが、2016年と2017年はまったく結果が出ていませんでした。
しかし2018年に持つ前の実力と練習で優勝することができました。
さすが東海大学!
2019年の秋まで4期連続優勝!
気になる学費と偏差値
偏差値
・医学部/医学科67
・医学部/看護学科54※
・体育学部54など
野球部のほとんどが体育学部に在籍しています。
学費
5,271,200円
(合格サプリより引用)
体育学部は基本どの大学でも学費が500万円を超えてきます。学費が高くなるのは覚悟が必要です。
「首都大学野球」日本体育大学野球部を解説
実力は間違いなし。体育大学会の強豪日本体育大学
リーグ優勝回数は東海大学がダントツです。
しかし、それについで2番目に多いのが日本体育大学の23回。
ドラフト指名選手もいる強豪大学であることは、間違いありません。
主なプロ野球選手(元を含む)
・佐藤充 (中日ドラゴンズ 2003年ドラフト4位→東北楽天)
・鶴岡賢二郎 (横浜DeNA 2010年ドラフト8位)
・辻孟彦 (中日ドラゴンズ 2011年ドラフト4位)など
2018年ドラフト指名選手
「力で押し切るストレートが持ち味MAX155キロ右腕」東妻 勇輔投手 千葉ロッテドラフト2位
170cm83kg 右右 MAX155km スライダー・スプリット・カーブ・シュート
智弁和歌山→日本体育大学
高校時代は2年秋にエース。甲子園は1回出場。
大学では2年の春からリーグ戦に出場。先発もするが、基本的にはリリーフ登板。
「高校時代から逸材。日本が誇るミスターK」松本 航投手 西武ライオンズ ドラフト1位
176cm85kg 右右 MAX155km カーブ・スライダー・スプリット・ツーシーム
明石商業→日本体育大学(日本代表)
高校時代は2年夏からエース。最高成績は県3位。
大学では1年春から出場。
日本代表で活躍するなど、大学を代表する投手。
【強豪日本体育大学】部員数
部員数はかなり多いです。
学年が上がるごとに、選手をあきらめコーチに回る選手が多いのが見てわかります。
野球の練習環境、寮とセレクション情報
プロ野球のグラウンド顔負けの球場が完備されています。
・専用球場(健志台野球場)
人工芝・ナイター設備
・バッティングゲージ
・球場地下室内練習場
・球場地下トレーニングルーム
・初動負荷マシーンルーム
・コンディショニングルーム(治療施設)
体育大学さまさまのかなり豪華な施設。
トレーニング施設もかなり充実しています。初動負荷マシーンもあるのでかなりおすすめです。
寮はあります。健志台合宿所といわれる寮があります。
部屋では1部屋2人~4名部屋。かなりの施設があります。
鉄筋3階/冷暖房/洗濯機/物干し場/貴重品庫/個人用メールボックス/乾燥機(有料)/宅配ボックス/浴室、シャワールーム/個人用下足箱/ミーティングルーム(パソコン6台)
セレクション情報はありませんでしたが、入部を希望する一般学生に関しても、下記のようなことが行われているので、入部できる可能性が高いと考えます。
新入生の皆様御入学、おめでとうございます。
硬式野球部に入部を希望される方は、下記の日程でお越し下さい。
日時:4月11日(水) 授業終了後
場所:横浜・健志台キャンパス野球場
内容:練習見学をしてもらい、練習終了後入部に関してのミーティングを行います。
尚、女子マネージャーも募集しておりますので是非ご参加下さい。
(日本体育大学硬式野球部HPより引用)
強豪日本体育大学全国大会シートノック
強豪日本体育大学の成績(首都大学野球連盟)
年度 | 成績 | 順位 |
2016年(春) | 9勝4敗 | 優勝 |
2016年(秋) | 7勝7敗 | 3位 |
2017年(春) | 6勝6敗 | 4位 |
2017年(秋) | 8勝2敗 | 優勝 |
2018年(春) | 8勝6敗 | 3位 |
2018年(秋) | 7勝4敗 | 3位 |
2019年(春) | 8勝3敗 | 3位 |
2019年(秋) | 5勝7敗 | 4位 |
下位になることはありませんが、3位などが多い順位です。
東海大学の他に筑波大学などにもかなり苦戦している印象です。体育大学の維持を見せて頑張ってほしい。
部員数も多く、戦力は整っています。
気になる学費と偏差値
偏差値
・体育学部47
・児童スポーツ教育学部43
・スポーツ文化学部39
・保健医療学部36
偏差値については高くありません。ただ、体育大学なので運動能力はかなり必要になってきます。
学費
5,348,000円
(合格サプリより引用)
東海大学に引き続き、体育大学は500万円を超えてきます。
野球をして合宿所で暮らし、学費を合わせると1000万円は4年間で掛かることを頭に入れておいてください。
【絶対見て!】大学野球経験者から3つのアドバイス!
大学野球のアドバイス1.どれだけ疲れていても勉強は疎かにするな。
1つ目のアドバイスとしては、必ず勉強をするようにしてください。
なぜなら、偏差値を上げることで大学の選択肢が広がるからです。
実際に私自身、高校時代全く勉強をすることなく、行きたい大学へ進学することが出来ませんでした。
偏差値、また評定がもう少し高ければ、自分が行きたかった大学へ行けたのに・・・と当時後悔していたことを今でも思い出します。
だから、あなたに伝えたいんです!
部活が忙しいを言い訳に勉強をしないのは絶対にダメ!自分の可能性を狭めるだけです。
なので、部活動で忙しいかもしれませんが、勉強も並行して行うようにしてください。
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詳しい記事は下記を参考に↓
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個人的には、進研ゼミの方が取り組みやすいと考えます!タブレットで学習できるので、勉強が苦手な子供も集中して勉強が出来ます。
大学野球のアドバイス2.野球のレベルアップ&体を大きくする
2つ目が野球のレベルアップ&体をデカくすることです。
なぜなら、大学では高校時代に活躍した選手が集まる場所だからです。
正直、大学野球はかなりのハイレベル。私も、地方の大学でしたが、レベルの高さに驚きました。
私は投手でしたが、同学年の投手が7名在籍していて、私ともう一人の投手以外5名は140㌔程度投げていました。
身体もデカく、身長が低くても筋肉でデカく見える選手ばかり。
これはヤバいと当時思いましたね。部員も4学年で120名を超えていました。
なので、大学でも勝負できるように野球のレベルアップと体をデカくする必要があります。
ぜひ、下記の記事を参考にして、自分自身を磨いてみてください!
私の野球経験から投手に最適なトレーニング道具、バッティングに最適なトレーニング道具を紹介します↓
また、野球のレベル向上だけではなく、体も大きくする必要があります。なので、下記の記事も参考にどうぞ↓
大学野球のアドバイス3.大学野球の事を理解して入学すること
最後のアドバイスとしては、大学野球の事を理解して入学するようにしてください。
なぜなら、大学野球は高校、中学のような雰囲気で野球ができないからです。
実際に私は4年間大学野球をやり抜きましたが、正直高校野球や中学野球のように、熱く楽しい野球ではありませんでした。
費用も莫大に掛かりますし、退部する人数も驚くほど多い。
今、「もう一度高校に戻って大学で野球をするか?」と言われれば、絶対に高校で辞めますね。
それぐらい私には合いませんでした。
なので、なぜ大学で野球を本気でやりたいのかを再確認するようにしてください。
「親に言われたから!」「高校の監督に無理やり!」など、自分の意思でやっていない選手はほぼ確実に退部します。
そんなことにならないように、必ず自分の意思で進学してください。
ちなみに、私が経験した大学野球の全ては下記の記事に書いています。ぜひ、読んでみてください↓
東海大学と日本体育大学に進学したいなら、勉強あるのみ!
・東海大学
・日本体育大学
強豪大学で野球がしたいのであれば、今回紹介した大学へ進むようにしてください。
繰り返しになりますが、大学野球をやりたいのであれば、自分の技術を磨くことと、高校での勉強を頑張らなければなりません。
大学側から来てほしいと言われればいいですが、そんな選手は一握りです。なので、勉強は必須なんです。
私自身、そこまで勉強をやらなかったので行きたい大学にはいけず、本意ではない大学へ入学しました。(後悔はしていませんが)
なので、あなたにはしっかり野球も勉強も頑張って、行きたい大学へ入学してください。
健闘を祈ります!