おそらく、大学野球をするぞ!と決めても、どこの大学に入学していいのかわからないのではないかと思います。
実は、東京六大学なら、は私がおすすめする2つの大学へ行けば、限りなく全国大会に近くなります。
実際に、私は、10年以上野球経験あり、大学では全国大会ベスト16以上の経歴があります。
もし、あなたが、どこの大学を目指そうか迷っているなら、ぜひこの記事を読み込んでください。
そうすれば、必ず、あなたが進みたい大学が見つかるはずです
・早稲田大学
・慶応義塾大学
ちなみに、東京6大学は早稲田大学、慶応大学、法政大学、明治大学、立教大学、東京大学の計6大学が在籍しています
東京六大学別の大学も紹介↓
目次
「東京六大学野球」強豪早稲田大学を徹底解説
【強豪】早稲田大学(私立)
(早稲田大学HPより引用)
・大学設置/創立 1920・1882年
・本部所在地 東京都新宿区戸塚町1丁目104番地
・学部 スポーツ学部など
【東京の強豪】早稲田大学野球部を解説
早稲田大学といえば、斉藤祐樹投手が有名です。あの当時の人気は激しく、東京六大学カードなども発売されるなど異常事態でした。
もちろん成績も文句なし。最多優勝回数40回以上。最大4連覇が早稲田大学の最高成績です。
主なプロ野球選手(元を含む)
2006年度卒
・大谷智久(トヨタ自動車→千葉ロッテ 2009年ドラフト2位)
・宮本賢(日ハム 2006年ドラフト1位)
・山本一徳(日ハム 2006年ドラフト5位)
2008年度卒
・上本博紀(阪神 2008年ドラフト3位)
・細山田武史(横浜 2008年ドラフト4位)
・松本啓二朗(横浜 2008年ドラフト1位)
・須田幸太(JEF東日本→横浜 2010年ドラフト1位)
2009年度卒
・松下建太(西武 2009年ドラフト5位)
2010年度卒
・大石達也(西武 2010年ドラフト1位)
・斎藤佑樹(日ハム 2010ドラフト1位)
・福井優也(広島 2010年ドラフト1位)
2011年度卒
・土生翔平(広島 2011ドラフト4位)
2012年度卒
・杉山翔大(中日 2012ドラフト4位)
2013年度卒
・横山貴明(楽天 2013年ドラフト6位)
2014年度卒
・有原航平(日ハム 2014年ドラフト1位)
・中村奨吾(千葉ロッテ 2014年ドラフト1位)
・高梨雄平(JX-ENEOS→楽天 2016年ドラフト9位)
2015年度卒
・重信慎之介(巨人 2015年ドラフト2位)
・茂木栄五郎(楽天 2015年ドラフト2位)
2016年度卒
・石井一成(日ハム 2016年ドラフト2位)
2017年度卒
・大竹耕太郎(ソフトバンク 2017年育成ドラフト4位)
2018年度卒
・小島和哉(千葉ロッテ 2018年ドラフト3位)
ただ、ここ最近では有原投手が新人王をとったぐらいで、タイトル争いをする選手がいません。昔で言えば、和田投手や鳥谷選手、青木選手など名選手がいました。(現在(2019年)も現役です)
今後の早稲田大学卒の選手に期待です。
2018年ドラフト指名選手
小島和哉投手 早稲田の絶対的エース 千葉ロッテ3位
175cm76kg 左左 MAX147km スライダー・カット・チェンジ・カーブ・ツーシーム
浦和学院→早稲田大学(大学日本代表)
浦和学院では1年夏からベンチ入り。甲子園では通算5勝。
早稲田大学では1年春からリーグ戦に登板。
早稲田のエースとして活躍。通算22勝(10月20日現在)
ドラフト上位候補。高校時代から甲子園で活躍している選手です。
早稲田では1年から東京六大学野球のマウンドに立ち、侍ジャパン大学代表にも度々選出。
2018年の日米大学野球、ハーレムベースボールウィークでも侍ジャパンメンバー。
特徴としては切れのあるストレートを軸に変化球で空振りをとるスタイルです。決して上背はありませんが、プロでも即戦力の投手です。
正直かなりの数のプロ野球選手を輩出しています。特に上位指名が多く、活躍している選手が多くいます。
【強豪早稲田大学】部員数
早稲田大学は誰でも入学することができます。なので、野球推薦ではなくても勉強を頑張れば入学して野球部に入れます。
早稲田大学に入学が確定した新1年生であれば、経歴、性別等関係なく入部可能です。
推薦入試に合格した学生でも、一般入試に合格した学生でも野球部に入部することができます。
ただし、途中入部やマネージャー・学生コーチ志望の学生の受け入れはしておりませんのでご注意ください。
(早稲田大学HPより)
練習時間 | 該当時間帯に練習を行う |
8:00~ | ・授業がない場合 ・午前中の授業(1限、2限)がない場合 |
14:00~ | ・午前中で授業が終了した場合 |
16:00~ | ・授業が3限まで |
17:30~ | ・授業が4限まで |
19:00~ | ・授業が5限まで |
基本的に、1軍2軍と言う練習のやり方ではしないのが早稲田大学の方針です。
ただ、リーグ戦が近づいてきたらメンバー中心の練習になります。
OFFは毎週月曜日、リーグ戦後1週間~2週間、年末年始です。
高校野球に比べると、かなり休みが多いと感じます。
野球の練習施設、寮とセレクション情報
・安部球場(左翼102㍍、右翼102㍍)
明治神宮球場と同じ使用で全面人口芝
・8名が同時に投球練習ができるブルペン
・3名が同時に投げれる室内練習場
・クラブハウス(ウエイトルームとシャワールーム)
(早稲田大学HPより引用)
寮に関しては専用の寮があります。
ただ早稲田大学野球部の寮は実力と人間性が認められた選手のみ入寮することができます。
簡単に言えば、レギュラー(1軍)が寮で暮らしてそれ以外は、学生寮か一人暮らし。
なので、実力がないと寮生活は出来ないです。
セレクション情報に関してはありませんでした。
ただ、6月に練習参加があると書かれていました↓
私が早稲田を志望するようになったのは、高校3年生の6月に早稲田大学野球部の練習に参加させていただいた時です。通っていた高岡商業高の野球部は早稲田大学野球部の大先輩方から野球を教えていただき発足しました。
(早稲田大学野球部HP(経験談)より引用)
また、競技歴の推薦などで合格している選手もいます。
部活を引退し本格的に受験勉強を始めた際に、早稲田大学のスポーツ科学部に競技歴方式という入試制度があり、勉強だけでなく頑張って続けてきた野球の成績も評価されることを知り受験してみようと思ったのがきっかけでした。
(早稲田大学野球部HP(経験談)より引用)
なので、野球だけで合格ではなく、勉強も必ず必要になると考えられます。
強豪早稲田大学の成績(東京六大学野球連盟)
年度 | 成績 | 順位 |
2016年(春) | 6勝7敗 | 5位 |
2016年(秋) | 8勝6敗 | 3位 |
2017年(春) | 6勝6敗 | 4位 |
2017年(秋) | 3勝8敗 | 5位 |
2018年(春) | 7勝6敗 | 3位 |
2018年(秋) | 9勝4敗1分 | 2位 |
2019年(春) | 7勝6敗 | 3位 |
2019年(秋) | 7勝6敗 | 3位 |
2015年秋を最後に優勝から遠ざかっています。
名門早稲田大学の復活に期待です。
気になる学費と偏差値
偏差値
・スポーツ科学部=66~70など
(マナビジョンより引用)
学費
5,939,000円
(合格サプリより引用)
野球部はスポーツ科学部の選手が多いです。ただ学費はそれなりに高いのが、親としては痛い。
中には400万円前後の法学部や商学部、教育学部あるのでその辺りも考えてみてはいかがでしょうか。
「東京六大学野球」慶應義塾大学を徹底解説
【強豪】慶応義塾大学(私立)
(慶応義塾大学より引用)
・大学設置/創立 1920・1858年
・本部所在地 東京都港区三田2丁目15番45号
・学部 経済学部など
【東京の強豪】慶応義塾大学野球部を解説
誰もが憧れる慶応義塾大学。優勝回数30回以上。
難関の試験を突破した選手のみが与えられる早慶戦。野球小僧も毎年テレビでみています。
あそこで野球ができたら本当に感動するんだろうな・・・。
あなたにはそのチャンスがあります。まずは慶応の入試を突破して野球部に入部してください。
主なプロ野球選手(元を含む)
・伊藤隼太(阪神 2011年ドラフト1位)
・福谷浩司(中日 2012年ドラフト1位)
・白村明弘(日ハム 2013年ドラフト6位)
・山本泰寛(巨人 2015ドラフト5位)
・横尾俊建(日ハム 2015年ドラフト6位)
・加藤拓也(広島 2016年ドラフト1位)
・岩見雅紀(楽天 2017年ドラフト2位)
・津留崎大成君(東北楽天 2019年府ドラフト3位)
・郡司裕也君(中日ドラゴンズ 2019年ドラフト4位)
・柳町達君 (福岡ソフトバンクホークス 2019年ドラフト5位)
・植田将太君(千葉ロッテマリーンズ 2019年ドラフト育成2位)など
毎年のようにプロ野球選手を輩出している名門大学です。スポーツ推薦がない中これだけの実績は凄い!の一言です。
ただプロの世界で活躍した選手はあまりいません。
私が知る限りでは、高橋由伸監督(2018年監督)ぐらいではないでしょうか。
【強豪慶応義塾大学】部員数
かなりの部員数がいるため平成30年度より、入部条件があります。
慶応義塾の方針として部員数を減らすためではなく、部員全員に行き届いた指導を、限られた環境でやるためだそうです。
30年度より入部条件あり。野球の技量だけではなく人間性も評価対象
今まで以上に行き届いた部員への指導を、限られた施設や財源などのリソースのもとで行うため、平成30年度より入部条件を設定することと致しました。
平成30年度からの入部に関しては、スタンドバイ制度(仮称「研修・評価制度」)の導入を検討しております。
これまでの慶應義塾体育会野球部の精神を引き継ぎ、野球の技量だけで入部を決めることはありません。
(慶応義塾野球部HPより引用)
2018年は30名の参加希望選手の内、4月に入部が認められなかった選手は10名。
そのうち3名がスタンドバイ制度を受講し、7月に入部が認められました。
スタンドバイ制度とは4月~6月にかけて慶応義塾高校の練習に週に2回出ること。リーグ戦観戦と観戦記を提出して最終試験に合格した選手のみ入部できる制度です。
さすがに高校生と一緒に練習するのはいやですね・・・。
しかしそこにこの制度の意図が隠れているような気がします。
野球の練習施設、寮とセレクション情報
さすが慶応。
申し分ない施設が整っています。
※専用球場(左翼97m、中堅117m、右翼98m)
人工芝、バックネット裏に観戦用スペース。
※室内練習場(グランド横)
※ブルペン
室内練習場横の2箇所。
第一合宿所横のブルペンは雨天時も使用可
※ウエイト場
野球部専用のウエイト場(第一合宿所に併設)
週2回トレーナー指導あり。
(慶応義塾大学HPより引用)
寮に関しては野球部専用の寮があります。
ただし、第一寮に入寮できるのは主力メンバーのみ。
・一軍の選手28名+男子マネージャー2名
・4年生=8名
・3年生=12名
・2年生=6名
・1年生=4名
ちなみに2017年春の甲子園準優勝メンバー若林将平選手も1年生ながら入寮しています。(若林選手の紹介)
寮からグラウンドまでは徒歩30秒ほどで、野球に打ち込める最高の環境。
そのほかには、下田学生寮(60名在籍)、高関寮(20名在籍)などがあります。ただここにも入寮できない選手は、一人暮らしを余儀なくされます。
慶応義塾大学には一切スポーツ推薦なし
スポーツ選手の入学優遇を目的とした推薦制度は一切ありません。弊部には一般受験、指定校推薦、自主応募制による推薦入学(文学部)、AO入試(総合政策学部、環境情報学部、理工学部、法学部)、塾内進学によって大学に入学した者が在籍しており、各部員のバックグラウンドは実に様々なものとなっています。
(慶応大学HPより引用)
ごくわずかな甲子園組みは、AO入試(総合政策学部、環境情報学部、アドミッションオフィスによる自由応募入試)を受験して入学してきます。
ただ、合格する保障はどこにもなく毎年倍率は5倍程度。
学業成績に特化した入試ではないが、「何故慶応で学びたいのか?」「慶応で何をやりたいのか?」など具体的なビジョンがないと合格は厳しくなります。
【名門】慶応義塾大学の華麗なシートノック
慶應義塾大学の成績(東京六大学成績)
年度 | 成績 | 順位 |
2016年(春) | 6勝6敗1分 | 4位 |
2016年(秋) | 8勝4敗 | 2位 |
2017年(春) | 8勝4敗 | 2位 |
2017年(秋) | 9勝3敗1分 | 優勝 |
2018年(春) | 9勝4敗 | 優勝 |
2018年(秋) | 9勝5敗 | 3位 |
2019年(春) | 8勝4敗 | 2位 |
2019年(秋) | 9勝2敗 | 優勝 |
ここ最近は、5季連続で優勝争いをしています。
気になる学費と偏差値
偏差値
・経済部=75~76など
(マナビジョンより引用)
はっきり言えば、かなり偏差値は高いです。部活動も大変ですが、必ず勉強もするようにしてください。
学費
4,428,350円
(合格サプリより引用)
医学部になると2千万を超えますが、それ以外になると400万円台や500万円台の学費になると考えていてください。
【絶対見て!】大学野球経験者から3つのアドバイス!
大学野球のアドバイス1.どれだけ疲れていても勉強は疎かにするな。
1つ目のアドバイスとしては、必ず勉強をするようにしてください。
なぜなら、偏差値を上げることで大学の選択肢が広がるからです。
実際に私自身、高校時代全く勉強をすることなく、行きたい大学へ進学することが出来ませんでした。
偏差値、また評定がもう少し高ければ、自分が行きたかった大学へ行けたのに・・・と当時後悔していたことを今でも思い出します。
だから、あなたに伝えたいんです!
部活が忙しいを言い訳に勉強をしないのは絶対にダメ!自分の可能性を狭めるだけです。
なので、部活動で忙しいかもしれませんが、勉強も並行して行うようにしてください。
え!でも、塾へ行く時間なんてないよ!!!!と言われると思いますが、そこで、元教師の私が家で、勉強が出来るオンライン授業を2つ紹介します。
私がおすすめできるのは下記の2つ!【スタディサプリ】と【進研ゼミ】
☆入会金無料で受講することができます☆
詳しい記事は下記を参考に↓
時間がないなら、オンラインで勉強すれば問題なし!時間にとらわれず、場所にもとらわれず、どこでも勉強ができます。
しかも、たった月額数千円で、
少しでも、自分の可能性を広げたいならぜひ、親に相談して勉強を開始してください。
個人的には、進研ゼミの方が取り組みやすいと考えます!タブレットで学習できるので、勉強が苦手な子供も集中して勉強が出来ます。
大学野球のアドバイス2.野球のレベルアップ&体を大きくする
2つ目が野球のレベルアップ&体をデカくすることです。
なぜなら、大学では高校時代に活躍した選手が集まる場所だからです。
正直、大学野球はかなりのハイレベル。私も、地方の大学でしたが、レベルの高さに驚きました。
私は投手でしたが、同学年の投手が7名在籍していて、私ともう一人の投手以外5名は140㌔程度投げていました。
身体もデカく、身長が低くても筋肉でデカく見える選手ばかり。
これはヤバいと当時思いましたね。部員も4学年で120名を超えていました。
なので、大学でも勝負できるように野球のレベルアップと体をデカくする必要があります。
ぜひ、下記の記事を参考にして、自分自身を磨いてみてください!
私の野球経験から投手に最適なトレーニング道具、バッティングに最適なトレーニング道具を紹介します↓
また、野球のレベル向上だけではなく、体も大きくする必要があります。なので、下記の記事も参考にどうぞ↓
大学野球のアドバイス3.大学野球の事を理解して入学すること
最後のアドバイスとしては、大学野球の事を理解して入学するようにしてください。
なぜなら、大学野球は高校、中学のような雰囲気で野球ができないからです。
実際に私は4年間大学野球をやり抜きましたが、正直高校野球や中学野球のように、熱く楽しい野球ではありませんでした。
費用も莫大に掛かりますし、退部する人数も驚くほど多い。
今、「もう一度高校に戻って大学で野球をするか?」と言われれば、絶対に高校で辞めますね。
それぐらい私には合いませんでした。
なので、なぜ大学で野球を本気でやりたいのかを再確認するようにしてください。
「親に言われたから!」「高校の監督に無理やり!」など、自分の意思でやっていない選手はほぼ確実に退部します。
そんなことにならないように、必ず自分の意思で進学してください。
ちなみに、私が経験した大学野球の全ては下記の記事に書いています。ぜひ、読んでみてください↓
早稲田大学Or慶應義塾大学で野球がしたいなら、勉強しろ!
・早稲田大学
・慶応義塾大学
強豪大学で野球がしたいのであれば、今回紹介した大学へ進むようにしてください。
繰り返しになりますが、大学野球をやりたいのであれば、自分の技術を磨くことと、高校での勉強を頑張らなければなりません。
大学側から来てほしいと言われればいいですが、そんな選手は一握りです。なので、勉強は必須なんです。
私自身、そこまで勉強をやらなかったので行きたい大学にはいけず、本意ではない大学へ入学しました。(後悔はしていませんが)
なので、あなたにはしっかり野球も勉強も頑張って、行きたい大学へ入学してください。
健闘を祈ります!
東京六大学別の大学も紹介↓