おそらく、子供が甲子園へ出場したい!と言ってきたけど、愛媛県の強豪高校がわからないと悩んでいるのではないでしょうか。
実は、愛媛県は私がおすすめする3つへ行けば、限りなく甲子園に近くなります。
実際に、私は、10年以上野球経験があり、高校では硬式野球部キャプテン、大学では全国大会ベスト16を果たしているKENが解説します。
もし、あなたの子供が、愛媛県で甲子園を目指そうと考えているなら、ぜひ、この記事を読んでください。
そうすれば、愛媛県で甲子園を目指せる高校がわかるでしょう。
済美高校・松山聖陵高校・今治西高校
この3つに進学すれば、甲子園に出場する確率が、かなり高くなります。
なぜなら、それだけの実績があるからです。
近県の強豪高校もチェック
目次
「高校野球」愛媛県の強豪①済美高校
【愛媛の強豪】済美高校野球部を解説
・野球部について
2002年4月の男女共学化と同時に、宇和島東を強豪に育てた上甲正典氏を監督に迎え野球部を新設。
(中略)過去にNPB選手5名を輩出するなど、ウエイトトレーニングなどをベースにおく選手育成には定評があり、特に長距離砲の育成は県内他校を圧倒している。
(全国高校野球大図鑑2018引用)
【強豪】済美高校の甲子園成績
甲子園成績 | 勝ち | 負け |
春(2回) | 9勝 | 1敗 |
夏(6回) | 12勝 | 6敗 |
合計 | 21勝 | 7敗 |
(バーチャル高校野球より参照)
・甲子園の最高成績春優勝(2004年)
主なプロ野球選手(元を含む)
・鵜久森淳志(日本ハム ドラフト8位→東京ヤクルト)
・福井優也(広島東洋カープ ドラフト1位)
・安樂智大(東北楽天 2014年ドラフト1位)
【強豪済美高校】部員数と過去の成績
部員数は強豪私立高校としてはかなり少ないです。そう考えると一般から入部できるかわかりません。
なので必ず入部できるか学校へ問い合わせるようにしてください。
ちなみに、2018年の夏の甲子園に出場した際の出身地は以下のようになっています。
・愛媛県=13名
・広島県=2名
・兵庫県=1名
・奈良県=2名
ほとんどが県内の選手で固められています。ただ、2018年夏の甲子園時はレギュラー9人中4人が県外の選手でした。
・19年 3回戦敗退
・18年 優勝(甲子園ベスト4)
・17年 優勝(甲子園3回戦敗退)
・16年 2回戦敗退
野球の施設と寮
寮もあり、多くの選手が暮らしています。自宅に帰れるのは年末年始ぐらい。
詳しい寮生活は下記の動画をご覧ください↓
【強豪済美】偏差値
偏差値42~58
(みんなの高校情報より引用)
卒業後の進学先
早稲田大学・法政大学・九州国際大学・福岡大学・桐蔭横浜大学・東洋大学・大阪学院大学・上武大学・立正大学・関東学院大学など
「高校野球」愛媛県の強豪②松山聖陵高校
【愛媛の強豪】松山聖陵高校野球部を解説
野球部について
1999年、沖縄尚学センバツ初優勝メンバーの荷川取秀明監督が2004年に就任以来、野球部寮に住み込み、公私に渡って力を注いできた日々が12年の歳月を経て成熟した。
沖縄を中心とした九州地区・関西地区・愛媛県など多地区から選手を集めながら、生活、野球への取り組み姿勢に一切の妥協を許さない指揮官の姿勢は、勝負どころで粘れるチームの原動力となっている。
(全国高校野球大図鑑2018年より引用)
【強豪】松山聖陵高校の甲子園成績
甲子園成績 | 勝ち | 負け |
春(2回) | 0勝 | 2敗 |
夏(1回) | 0勝 | 1敗 |
合計 | 0勝 | 3敗 |
(バーチャル高校野球より参照)
・甲子園出場
主なプロ野球選手(元を含む)
アドゥワ誠(広島東洋カープ 2016年ドラフト5位)
土居豪人(千葉ロッテ 2018年ドラフト8位)
2018年ドラフト指名選手
四国の怪物/191㎝から繰り出す直球で勝負 土居豪人投手(千葉ロッテ ドラフト8位)
191cm80kg 右右
宇和島シニア→聖カタリナ→松山聖陵
・聖カタリナ高校へ入学後松山聖陵高校へ転校。
・2年の秋からエースとなり、四国大会ベスト8の成績を上げる。
・春の選抜へ出場し148㌔をマークしプロに注目を浴びる
【松山聖陵高校】部員数と過去の成績
3年生 23名
2年生 22名
マネージャー1名
合計部員数46名
1学年20名以上います。
県外の選手も多く、特に監督の出身地でもある沖縄からの野球留学生が多く在籍しています。
・朝(7:30~8:15)清掃奉仕活動
・平日:4時間程度
・土日祝:8時間程度
・OFFは年間10日程度(お盆と年末年始)
・19年 準優勝
・18年 2回戦敗退
・17年 ベスト4
・16年 優勝
・15年 1回戦敗退
野球の施設と寮
・専用グラウンド
・トレーニングルーム(2018年新設)
・寮
部員の半分以上が寮生活を送っています。県外の選手も多い。
特に沖縄から野球留学が多くなっています。2018年春の甲子園ではメンバーの半分が沖縄出身でした。
第90回記念選抜高校野球大会初出場で、28日に登場した松山聖陵(愛媛)は登録選手18人の半分が「うちなんちゅ(沖縄人)」。懐かしい音色に背を押されながら、「二つのふるさと」への思いを胸にプレーした。
(朝日新聞より引用)
【強豪松山聖陵】偏差値
偏差値37~51
カリキュラムは特進コース、進学コース、情報コース、スポーツコース、自動車工学科、機械化、建築科に分かれています。
特進コースでは通常の7時間授業に2時間加えることで、塾に通わずとも学力を向上させることが可能となっています。
(みんなの高校情報より引用)
特進コース、進学コース、情報コース、スポーツコース、自動車工学科、機械化、建築科に分かれています。
卒業進路
・大阪学院大学、拓殖大学、筑波大学、亜細亜大学、福岡大学、大阪商業大学
など
「高校野球」愛媛県の強豪③今治西高校
【愛媛の強豪】今治西高校野球部を解説
・野球部について
甲子園での成功成績はこそベスト4(1995年、99年春、63、73、77年夏)ながら、国体は81年、2007年と2度の優勝。県内各校に散らばるOB指導者輩出も含め、常に愛媛県の高校野球をリードしている伝統校。
(全国高校野球大図鑑2018より引用)
【強豪】今治西高校の甲子園成績
甲子園成績 | 勝ち | 負け |
春(14回) | 14勝 | 14敗 |
夏(13回) | 20勝 | 12敗 |
合計 | 34勝 | 26敗 |
(バーチャル高校野球より参照)
・甲子園の最高成績春夏ベスト4
主なプロ野球選手(元を含む)
・藤井秀悟(ヤクルトスワローズ 1999年ドラフト2位→日ハム→読売巨人→横浜DeNA)
・熊代聖人 (埼玉西武ライオンズ外野手 2010年ドラフト6位)など
【強豪今治西】部員数と練習時間、過去の成績
合計部員数46~50名
(バーチャル高校野球より)
2018年の部員数を動画で数えているので前後はしますが、あまり多くはありません。
練習時間
進学校ということもあり、17時頃からではないと練習をすることができません。
ただ2013年の情報ですが、22時まで練習を行っていました。これが本当なら、めちゃくちゃ練習するな・・・。
しかも、これで文武両道はしんどい・・・。
・19年 ベスト8
・18年 ベスト4
・17年 2回戦敗退
・16年 3回戦敗退
・15年 優勝
野球の施設と寮
・専用グラウンド
・雨天練習場
・トレーニングルーム
他の部活動の生徒もいますが、ほぼ野球部が独占して専用グラウンドを使用しています。
名将大野康哉監督
高校日本代表のコーチを務めるなど、実績が半端ない。
大野監督の思いは下記を参考にしてください。
(バーチャル高校野球より)
ただ昔体罰で監督を降りた経験があります。しかしそれには裏がありました。
2014年秋にこんな事件があったんです。今治西高校(愛媛)は四国大会の準決勝で、高知の明徳義塾とぶつかった。勝てば、春の甲子園が当確になるという大一番です。
試合中、大野(康哉)監督は、ある選手に「気合入れてください!」と言われ、「よし、わかった!」と3発ビンタをした。
それで明徳義塾を逆転して、甲子園の切符をつかんだんです。でも、たまたまそのシーンがテレビカメラに映っていて、視聴者が電話で抗議をした。
試合後、高野連は大野監督と当該選手に確認したらしいのですが、選手の方は泣きながら「僕がお願いしたんです! 暴力じゃありません!」と訴えたそうです。
でも、高野連は世論を恐れたんでしょうね、大野監督を謹慎処分にし、そのせいで甲子園で指揮を執ることができなかった。
(NESポストセブンより引用)
【強豪今治西】偏差値
偏差値66
全日制と定時制の普通科を置き、1年次から文系志望者向きの「(特)類型」「(監)類型」と,理系志望者向きの「(企)類型」に分かれます。
ほとんどの生徒が進学を希望し、卒業後は大半の生徒が「愛媛大学」「岡山大学」「広島大学」など地元の国公私立大学に進学しています。
難関大学を含む国公立大学に毎年300名以上の合格者を出す県下有数の進学校です。
(みんなの高校情報より引用)
卒業進路
早稲田大学・中央大学・龍谷大学・同志社大学・関西学院大学・筑波大学・関東学院大学・東海大学など
【親御さん必見】子供を強豪高校野球部に進学させるためにさせてほしい2つのこと
【高校野球】子供にさせてほしいこと1.部活が忙しくても勉強させてください。
1つ目に知ってほしいことは、どんな状況であれ必ず勉強をさせてください。
なぜなら、野球推薦で入学できるのはごく一部、また、野球でご飯を食べれるのは一握りの選手だからです。
あなたの子供がどれだけ実績があっても、行きたい強豪高校から推薦が来ないと入学は出来ません。
また、子供が行きたいのが公立高校の場合は、野球推薦だけで入学は難しいでしょう。だから、勉強をしてほしんです!
しかも、子供の人生は高校野球で終わりではありません。そこから大学で野球をする可能性もあります。そこでも勉強が必要になってきます。
勉強が出来れば、子供の選択しが広がり、高校や大学を幅広く選ぶことが出来ます。その選択肢をあなたが広げてあげてください。
そして、野球でご飯を食べられる選手なんて稀なんです!私の中学、高校、大学の同期・後輩・先輩で社会人プロなのでご飯を食べられている選手は、約200人中2名。1%です。
だから勉強が必要なんです!
とは言っても、部活動をしていたらなかなか勉強が出来ないと思います。そこで、元教師の私が2つ家で、勉強が出来るオンライン授業を2つ紹介します。
私がおすすめできるのは下記の2つ!【スタディサプリor進研ゼミ】
詳しい記事は下記を参考に↓
☆入会金無料で受講することができます☆
詳しい記事は下記を参考に↓
時間がないなら、オンラインで勉強すれば問題なし!時間にとらわれず、場所にもとらわれず、どこでも勉強ができます。
しかも、たった月額数千円で、
少しでも、子供の可能性をあなたが広げてあげてくださいね!
個人的には、進研ゼミの方が取り組みやすいと考えます!タブレットで学習できるので、勉強が苦手な子供も集中して勉強が出来ます。
【高校野球】子供にさせてほしいこと2.野球のレベルUPに親子で取り組んでください!
2つ目のやらせてほしいことは、親子で野球のレベルUPに取り組んでください。
なぜなら、強豪校へ進んでも、3年間補欠になる可能性があるからです。
実際に、今回紹介した3つの高校を見てわかるように、部員数はどこも9名以上です。これが指し示すのは、残りの部員は試合にでることが出来ません。
自分の子供が強豪高校野球部へ進学したのはいいけど、一切試合にも出られない、ベンチにさえ入れないで3年間終わることは当たり前のようにあります。
そんな悲しい高校野球生活を送らせないためにも、中学時代から野球のレベルUPを親子でやる必要があります。
もちろん一緒にレベルUP出来るぐらい、あなたに実力があればいいですが、正直そんな親はあまりいません。
なので、子供がレベルUP出来るトレーニング道具を与えて、見守りながらやることをおすすめします。
私の野球経験から投手に最適なトレーニング道具、バッティングに最適なトレーニング道具を紹介したいと思います。ぜひ読んで頂けたらと思います↓
また、野球のレベル向上だけではなく、体も大きくする必要があります。なので、下記の記事も参考にどうぞ↓
【愛媛県】野球の強豪校へ進学させて、子供と甲子園を目指しましょう!
済美高校・松山聖陵高校・今治西高校
歴代夏の甲子園出場高校
年 | 高校名 | 成績 |
2014年 | 小松高校 | 1回戦敗退 |
2015年 | 今治西高校 | 1回戦敗退 |
2016年 | 松山聖陵高校 | 2回戦敗退 |
2017年 | 済美高校 | 3回戦敗退 |
2018年 | 済美高校 | ベスト4 |
2019年 | 宇和島東 | 1回戦敗退 |
○○へ行けば必ず甲子園に出場できる!わけではありません。しかし、できるだけ甲子園に出場したいのであれば、今回紹介した3校へ進学をオススメします。
設備は私立に勝てないですが、公立でも甲子園へは行けます。
ただ、プロ野球選手になりたい!と断固たる夢を持っているのであれば、環境は大事なので私立をおすすめします。
最後に、高校を選ぶ時は、しっかり調べて高校へ入学させるようにしてください。
監督が変わった途端に強くなったり、弱くなったりしますので、特に監督情報を耳に入れるようにしてください。
勝つのも必要ですが、人間教育も大事な要素です。しっかり子供の将来を考えて進学させてあげてくださいね。
近県の強豪高校もチェック