今から高校野球をやろうとしている、あなたの不安はここにあるのではなかいと考えます。
きつい!しんどい!泥臭い!これが高校野球。
野球小僧も正直同じ気持ちでした。高校野球の練習って正直きつくて、しんどくて、多くの部員がやめていくイメージが少なからずありました。
そこで今回は、野球小僧の経験と甲子園へ出場する私立強豪高校の練習時間やしんどさを詳しくお伝えします。
また、それを乗り越えるための方法を2つ紹介します。
ちなみに野球小僧の高校の強さは、高校数60チーム程度。成績はベスト16の商業高校です。
目次
練習時間って長いの?
県立商業高校ベスト16の事例
平日=16:00~19:30
休日=9:00~17:00
野球小僧の高校では、グラウンドが離れた場所にあったため学校が定めた完全下校より長く練習をしていました。
ちなみに野球部以外は18:30完全下校。
19:30に全体の練習が終わりますが、約1時間程度自主練習をして帰宅していましたので大体20:30頃のグラウンドを出ていました。
もちろん自主練習をしない選手などは、19:30過ぎにはグラウンドを出ていました。これは個人差があります。
このように野球小僧の高校では一般の公立高校の中では練習が長い部類に入っていました。
強豪私立高校の事例(下関国際高校の場合)
甲子園成績 | 勝ち | 負け |
春(1回) | 0勝 | 1敗 |
夏(2回) | 3勝 | 2敗 |
合計 | 3勝 | 3敗 |
・甲子園の最高成績夏ベスト8(2018年)
甲子園も近年常連高校になった下関国際。
――朝5時から練習するそうですが、選手が自主的に?
「半強制です。自主的にやるまで待っていたら3年間終わっちゃう。練習が終わって学校を出るのは21時くらい。本当に遅いときは23時くらいまでやることもあります。(https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/sports/211366/3)
下関国際は長いときは朝5時から練習して、夜は23時まで練習をすることがあります。
こう考えると驚愕の長さです・・・。
朝の授業が8:30とした場合。朝食や用意を考えて朝練で2時間。夜練習は16時からと考えても、7時間。
平日の練習時間がなんと9時間。他の高校の倍は練習していることがわかります。
下関国際高校は例外と言われるとそうかもしれませんか、このような高校もあることを理解しておいてください。
下関国際高校をもっと知りたいならこちらを読んでみてください。
練習内容
県立商業高校ベスト16の事例
ランニング
全体でグラウンドを2周。
野球部でよくある、みんなで声だして走ってました。
動的ストレッチ
よく見かける二人組みなので座ってストレッチではなく、リズムを取りながら足を上げたりするストレッチをやっていました。
守備練習
キャッチボール
1・内野ゴロ1塁送球
2・内野ゴロゲッツー
3・内野ゴロ3塁送球
4・外野シングルヒット2塁送球
5・外野長打3塁送球
6・全体のフライ
7・外野本塁送球
8・内野本塁送球
9・キャッチャーフライ
内野と外野に分かれて、まずは内野から順に受けます。
1・ティーバッティング
2・外野球拾い
3・フリーバッティング3箇所
・スローボール
・130~140キロ程度のストレート
・120キロ程度のスライダー
4・ランニングメニュー&筋トレ
上記の打撃練習は2回繰り返します。
時間にして約2時間程度かかります。時間が余れば、個人練習を取り入れたり臨機応変に行います。
強豪私立高校の事例(大阪桐蔭高校)
甲子園成績 | 勝ち | 負け |
春(10回) | 26 | 7 |
夏(10回) | 37 | 5 |
合計 | 57 | 12 |
・甲子園の最高成績優勝(春優勝3回、夏優勝5回)
練習時間の一例(冬)
時間 | 練習内容 |
9:00~ | ランニング、アップ |
10:30~ | 冬の強化メニュー、個人ノック |
12:30~ | 食事 |
13:00~ | 打撃練習 |
15:00~ | ランニング、トレーニング |
17:00 | 終了 |
比較的人数が少ないので、短い練習時間で終えています。ただ、冬のメニューなので早い可能性はありますね。
強さの秘密?特徴的な練習方法
練習内容としては、結構おもしろい練習をいくつもこなしています。
いくつか紹介したいと思います。
ポジション毎に3、4人ずつ就き、一人ひとり順にイメージの打球を追って捕球、タオルを握った手を振って投げる。
不安ていな台の上で振ることで地面をつかみ、下半身をしっかり使えるようになる。
この練習方法はおもしろい。
ただ、打つのも選手はあきます。そんな時にこのような練習ができたら非常にモチベーションがあがります。
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きつい練習をのりきる方法
自分に合った高校へ進学する
あなたはどのような練習がしたいですか?どれぐらい本気でしたいですか?打撃中心のチームがいいのか?守り中心のチームがいいのか?
まずは自問自答してください。明確に決まったら、今度は志望高校を徹底的に調べて、練習を見学し、試合を見学するようにしてください。
練習の時間や内容も見てほしいところですが、やはりポイントは監督。高校野球で退部する理由は監督と合わなかった選手が多く見受けられました。経験上。
なので必ず監督の言動や行動を細かくチェックしてください。苦しい練習には耐えれても監督とうまが合わなければかなりやりにくいと思います。
もし、それでもわからない場合は電話は質問メールで学校へ問い合わせるのも一つの手段です。
中学時代に誰よりも練習をする
練習のきつさを超えるには、それ以上の練習をするまでです。
とにかく練習、練習、練習あるのみ。
もちろん内容をしっかり考えなくてはいけません。野球小僧からのアドバイスとしては、食事、筋トレと短距離~中距離。
現代の野球部はみんなかなり体が大きいです。その大きさに勝つにはあなたも同じように食べ筋トレすることが大事です。
筋トレすると身長が伸びないと噂されいますが、あれはただの噂です。
しっかり食べて筋トレして、長距離ではなく短距離~中距離を走るようにしてください。
まとめ
・県立ベスト16程度
平日=4時間・休日・9時間
・甲子園常連高校
平日=9時間・休日10時間以上?
(休憩は除いています)
練習時間はやはり強豪私立高校の方が数段長く練習をしています。
今回は下関国際を事例でだしましたが、他の強豪高校でもスポーツコースなどがあれば昼の14時から平日練習している高校もあります。
・自分に合った高校へ進学する
・ついていけるように練習あるのみ
まずはあなた自身がどうしたいか決めるのが最優先です。
大学の退部率はかなり多いですが、高校野球は思っていた以上に退部する選手が少ないのが現状です。
大学野球は毎年1000名以上の選手がやめています(継続率は6割~7割)
高校野球の継続率は9割を超えています。
こう考えるとなかなかやめにくい環境です。環境や監督、練習時間などしっかり把握して入学することをおすすめします。
あなたの高校野球う人生が輝くことを願っています。