今回はプロ野球の世界へ、育成契約で入団するどうか解説していきたいと思います。
野球小僧個人的な意見としては、どんな立場であれ育成指名でもプロの世界へ進むべきだと考えます。
しかし、残念ながら育成選手で活躍できる選手はごく一部なのも現実。
そんな中で、高卒で育成契約、大卒で育成契約、独立リーグで育成契約のメリットデメリットを野球小僧の見解と数値を交えて解説していきます。
高卒=育成契約でもプロへ挑戦
大卒=育成契約でもプロへ挑戦
独立リーグ=いうまでもなくプロの世界へ
目次
プロ野球の育成契約とは
育成契約とお金事情
育成選手とは日本選手権へ出場可能な支配下登録を目指すため、野球技能の錬成向上およびマナー養成を目的とした選手の事を言う。(wikipediaより)
育成といわれながらも、1軍で活躍していた選手が怪我などをして再チャレンジする場合に育成契約でスタートする場合もあります。(中村紀洋選手など)
簡単に言うと、まずは契約社員で採用するね!そこで2,3年鍛えてよかったら正社員にしてあげます。だめならクビね!そんな感じだと思っていください!
・支度金 300万円
・年俸最低 240万円
これまでに育成から這い上がったスター選手
2018年までに育成契約に指名された、支配下から育成契約になり支配下に這い上がった選手はすずめの涙程度。
400名を超える選手の中で数十人程度の選手しか支配化になることができません。しかもその中で1軍で活躍できたのは数名程度です。
(Wikipediaより引用)
・愛知県立浦郡高等学校→ソフトバンク
・7年通算42勝21敗2.77 2019年(年俸1億6千万)
(Wikipediaより引用)
・大分県楊志館高校→ソフトバンク
・通算盗塁阻止率4割9厘 2019年(年俸6千5百万)
(Wikipediaより引用)
・横浜商業高校→ダイヤモンドバックスA(マイナー)→巨人
・通算11年642試合52勝27敗273ホールド防御率2.34 最高年俸(年俸3億2千万)
他にも松本外野手(元巨人)亀沢内野手(中日)、岡田外野手(元ロッテ)、石川投手(ソフトバンク)など。
本当に数える程度しかいないのが現状ですが、億を稼ぐ選手もいるため夢はあります。
メリットデメリット
高校卒業後から育成契約
・年齢が若いので比較的長く在籍できる
・クビになってもやり直しがきく
・高卒として就職しなくてはいけない(戦力外後)
非常に難しいのが高校卒業後に育成契約でプロの世界に進むかです。
野球小僧が選手なら、育成でもプロの世界へ行きたいと思います。しかし、親の立場なら育成契約では行かせたくありません。
現状の育成契約で、活躍する可能性は非常に少ないです。
しかも、もしクビになった場合高卒では今の日本では給料面などデメリットしかないと野球小僧は感じています。
千賀投手や甲斐捕手のように高卒から育成契約を結び、1軍のレギュラーを勝ちとった例もあります。しかし、非常にリスクが高いと感じてしまうのが親心だと思います。
しかし、自分が選手の場合はどうでしょう。必ずプロの世界でやりたいと野球小僧は思います。大学卒業後、社会人で指名されなったことを考えたら、行ける時に行くのがベストだと絶対思います。
・千賀投手(ソフトバンク)・甲斐外野手(ソフトバンク)
大学卒業後から育成契約
・クビになっても大卒の学歴があるので就職の幅は広い
・在籍できる年数が短い
大学卒業後であれば野球小僧はどの立場でも、背中を押します。
ただ本人の考えもありますが、行きたいと言ったら反対する理由はあまりありません。
野球小僧の考えとしては、大学卒業後はリスクをとってチャレンジしてほしいと考えてます。
あの時育成で断ったのが・・・・生涯唯一の後悔。
そんなことにならないように、挑戦あるのみです。
どんなときでも人は失敗したリスクを一番に考えるものです。しかし、リスクばかり考えていたらチャンスをつかめません。
・石川投手(ソフトバンク)・松本外野手(元巨人)・岡田外野手(元ロッテ)
独立リーグから育成契約
独立リーグはプロへ行くための育成リーグです。
行かない理由はありません。
すべての選手が育成でも入団しています。
・亀沢選手(中日)
まとめ
高卒=育成契約でもプロへ挑戦
大卒=育成契約でもプロへ挑戦
独立リーグ=いうまでもなくプロの世界へ
プロの世界へ育成契約で進む場合、非常に悩むと思います
特に高卒や大卒で指名されたらなおさらです。独立リーグの選手なら喜んでプロの世界へ行きますが、なかなかそういうわけには行きません。
高卒なら、大学野球・社会人野球の道もあります。大卒なら、社会人の道もあります。他に選択肢がある場合悩むのは当たり前だと思います。
しかしチャンスがあるときにチャレンジしないと、必ず後悔が残ります。
ぜひプロという世界を肌で感じ、頑張ってほしいですね。
ただプロへ行くのはかなり難しいですので、こちらを読んでみてください。