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「解決」プロへ進むためには、中学野球は硬式野球をするべきか軟式野球をするべきか

中学野球をする場合、結構悩まれる問題だと思います。

硬式野球部へ入部するか、地元の軟式野球部に入部するか悩む問題です。

高校野球や大学野球の場合は、基本的には硬式野球を選択します。もちろん軟式野球出身や準硬式野球出身のプロ野球選手もいますが、稀です。

そこで将来プロ野球選手を目指している選手は、正直どちらへ進めばプロへ近くなるのか知りたいと思います。

そこで今回はプロで活躍されている選手を硬式出身、軟式出身で紹介し、また中学時代どちらへ所属していたかを分析したいと思います。

この記事でわかること

・プロ野球選手には硬式野球出身が多い

・硬式出身プロ野球選手、軟式出身プロ野球選手がわかる。

・硬式野球は意識がかなり高い選手が集まる

・軟式野球は基本的に楽しくやりたい選手が集まる

目次

プロ野球選手は「断然」硬式野球

野球小僧の経験と調査した結果圧倒的に、硬式野球部出身の方がプロへの道は開かれます。

何故圧倒的に多いのかと考えたら、やはり意識の違いとレベルの高さだと感じました。

中学から硬式野球をするということは、それなりに意識が高くないと硬式で野球はしません。

誰も知らない世界へ一人で野球をして、しかもレベルの高い中でレギュラーをとりに行かないといけないので、必然的にレベルの高い選手が集まります。

以下の表が2011年のプロ野球選手の出身別です。

硬式出身 軟式出身 準硬式出身
投手1402073
捕手40450
内野・外野1681140

※『中学野球小僧2011年3月号』より

これだけの数字を見ると、投手は軟式野球をしなさい!と感じると思いますが、母体の数が違うので、どう考えても硬式野球からプロへ進んだ人数のほうが多いです。

中学硬式はボーイズ、リトルシニア、ヤング、ポニー、フレッシュ、ジャパン、レインボー、スターの8連盟があり、すべてのチーム数をあわせると約1400(参考資料『中学野球太郎Vol.1』(廣済堂出版)より)。選手数は正式な資料が公表されていないので調べ切れないが、4万人ほどという情報を耳にしたことがある。(中学野球を考察ーー伸びるのは軟式か?硬式か?より引用)(2015年)

軟式野球では2015年では部員数が20万人でした。

簡単に比較すると、硬式野球部員が4万人・軟式野球部員が20万人。約5倍の差があります。

これを理解して上記の表を見ると、圧倒的に硬式野球部出身の方が多いのがわかると思います。

なので、プロ野球選手になるためには、圧倒的に硬式野球部へ入部することをおすすめします。

プロ野球選手の硬式出身者

大谷翔平(アナハイム・エンジェルス)(ドラフト1位)

2刀流の申し子こと大谷翔平選手です。今は大リーグでも大活躍中です。

高校時代に160キロを投げ、プロ野球の世界では165キロを投げ込む豪腕です。また打っては2016年に22本塁打など打者としても凄い成績を残しています。

 

田中将大(ヤンキース)(ドラフト1位)

2013年に24勝0敗の成績を残して、大リーグの世界に挑戦したハンカチ世代の大エースです。大リーグでも4年連続10勝以上の成績を残しています。

 

秋山翔吾(西武ライオンズ)(ドラフト1位)

球界を代表する外野手です。シーズン216安打の日本記録を持っている選手です。

首位打者や最多安打を獲得するなど、安打製造機として活躍しています。

 

坂本勇人(読売巨人)(ドラフト1位)

巨人の若きチームリーダーとして、チームを引っ張っています。

高卒から10年以上チームの顔として活躍しています。首位打者を2016年に獲得するなど、打者としての活躍されています。

 

山田哲人(ヤクルトスワローズ)(ドラフト1位)

トリプルスリーを2年連続獲得するなど、すべての能力を備えている選手です。

2018年のも3度目のトリプルスリーを獲得しました。身体能力も高く、本塁打王と盗塁王を同時獲得するなど、プロ野球の記録を塗り替えています。

 

プロ野球選手の軟式出身者

柳田悠岐(ソフトバンクホークス)(ドラフト2位)

誰もが認める日本一の選手です。トリプルスリーを達成するなど、非常にすばらしい成績を残しています。三冠王に一番近い選手です。

 

則本昂大(楽天イーグルス)(ドラフト2位)

最多奪三振を4度も獲得しているミスターKです。

今や楽天に則本ありと言われるぐらいの選手です。マー君の後継者として今、楽天を引っ張っています。

 

菅野智之(読売巨人)(ドラフト1位)

今や日本のエースです。

ドラフトでは1年浪人して巨人に入団するほど巨人愛を貫いています。2017年には沢村賞を獲得するなど、非常に才能豊かな選手です。

 

丸佳浩(東洋広島カープ)(ドラフト3位)

広島の中心選手として欠かせない選手です。

最多安打やベストナイン、ゴールデングラブ賞など獲得している名選手です。

 

千賀 滉大(ソフトバンクホークス)(育成ドラフト4位)

2017年に最高勝率を獲得するなど、ソフトバンクのエースとして活躍しています。

WBCでは最優秀投手を獲得するなど世界でも活躍しています。

 

性格で選ぶ考え方を知ってください

何が何でもプロ野球選手になりたいと考え、硬式野球しか考えない選手がいると思います。

ただこれはあくまでも、統計上の数字なので軟式野球からでもプロへ進むことはできます。

野球小僧が一番考えてほしいのが、あなた自身、お子様の性格に合っているかどうか。

一番は野球を嫌いにならず、やめずに3年間野球をして高校野球へ進むことが大前提です。

それを踏まえて性格別で簡単にお伝えしますね。

硬式野球に行くべき選手

中学時代から硬式野球をオススメするタイプの選手は、意識が高く競争の中での強い気持ちを保ち続けることができる選手です。

リトルやシニア、ヤングなど硬式にはさまざまな団体があります。どこも基本的には軟式に比べればレベルは高いです。

軟式野球とは違い、別の中学校の選手が集まり一つのチームを作ります。もちろん意識が高い選手、上手い選手が集まります。

その中でレギュラーを勝ち取らなくてはいけません。

軟式野球とは全く違います。

また、練習会場が遠方にある場合は親の助けも必ず必要になります。送迎や保護者会などいろいろな問題が出てきます。

また会費なども軟式野球に比べれば高くなる傾向があります。その点も踏まえて判断しなければなりません。

・絶対にプロ野球野球選手になりたい。
・最初は知り合いがいない環境でもやっていける。
・レベルの高い中でレギュラー争いをしたい。
・親が援助をしてくれる。(費用は掛かります)
・誰にも負けない強いハートがある。

以上のことが硬式野球の選手に向いてる選手です。またチームによってレベルの高さの違うので、必ずHPや練習参加して決めるようにしてください。

監督の相性もありますので、しっかりと監督を見極めて入部してください。未だに暴力をで支配する監督や暴言連発のチームもありますので。

軟式野球に行くべき選手

軟式野球をオススメするタイプの選手は、どちらかというと楽しく練習をして自分で考えて野球をやりたい選手です。

中学軟式野球は一部の強豪中学を除くと、毎年レベルが変化します。昨年優勝したチームも今年は人数不足で試合ができないこともよくあります。

しかも中学軟式野球の部員数は年々下がっていて、部員不足でそこまで厳しい練習を選手にさせることができません。

そんなことを踏まえると、楽しくそれなりに野球をやりたい選手にオススメ。

地元の昔ながらのチームメイトと、楽しく野球をやるのもいいのではないかと野球小僧は思います。

硬式野球を中学からやって、野球を嫌いになるよりは自由に野球をすることで、伸びる選手も多くいるのも事実です。

高校や大学で強豪で野球をすれば全然間に合います。

もちろん軟式野球でもレベルの高い中学はありますので、軟式で結果を残して高校からスカウトされましょう!

野球小僧も軟式野球出身で2つの高校からスカウトがきましたので、軟式でも全く問題はありません。

また保護者の援助もそこまで必要はありません。公立中学なら家から通える距離なので送迎もいりません。

部費も最低限で大丈夫です。道具は学校の補助がでます。

・自由な雰囲気で野球をしたい。
・一人で頑張れる選手
・そこまで厳しい練習はしたくない。
・昔ながらのチームメイトと野球がしたい。
・極力試合にでて野球をしたい。

以上のことが軟式野球に向いている選手です。

教職員の働き方改革により、軟式野球は一般的にこれからどんどん練習時間は短くなり、今後は最低限の練習しかやらなくなると考えます。

なので軟式野球をする場合は、自分でしっかり練習するようにしてください。

また公立中学の場合7年程度で監督が交代します。これは公務員なので仕方ないことです。

今強くても来年は監督が交代して、全く練習をしなくなったなどいくらでもありますので、しっかり調べて入部してくださいね。

まとめ

まとめ

・プロへ進むなら硬式野球からの方が確率は高い
・意識を高く持ち、熾烈なレギュラー争いをして頑張りたい選手は硬式野球
・練習は短く、自分で考えて練習をする。また地元の仲間と野球をやりたい選手は軟式野球

以上のことが今回の内容です。

野球小僧の見解としては、どちらでも可能性はあるのでまずは硬式野球にチャレンジ!

硬式野球にチャレンジしてみて、ダメなら地元中学の軟式野球部に入部するのもありだと思います。野球小僧の友人にもいました。

本気でプロを目指しているのであれば、やはり意識が高いレベルのチームへ入部して、野球をしたほうがプロへ行ける確率は確実に高くなります。

軟式野球を選ぶか、硬式野球を選ぶかはあなた次第ですが、しっかり親に相談して決めてくださいね。

プロを目指すならこの記事も参考にしてみてください。もしあなたが低身長で悩んでいるとしたら悩みが消えるかもしれません。

 

 

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