野球をあまり経験していない親御さんはグローブを選ぶのに非常に苦労すると思います!
種類がありすぎ!スポーツ店に行ってもどれを買っていいか全然わからないし、店員さんに聞くのも何かいやだと感じる方もいると思います。
メーカーからポジション別、カラーもさまざま、迷うのは当たり前!
そんなお父さんお母さんに簡単に丁寧に説明させていただきます!
目次
1.利き腕を把握
お子様の利き腕はどちらですか?右利き?左利き?(ボールを投げる腕)
グローブというのは利き腕と逆側につけます!
右利きなら左手に、左利きなら右手に、ただ一般的には右利きの選手のほうが多いです。
右利きのほうが守備をする場面でも、すべてのポジションを守れるのでお勧めです。
左利きだと本当にポジションは限られてきます。
プロ野球では投手・一塁・外野です。他のポジションを守ることはほぼありません。
ただ、少年野球や中学野球、高校野球ではセカンド・サード・キャッチャーの左利きを見たことはあるのであまり何が何でも右利きがとは思わないです!
投手からしてみれば左利きがめちゃくちゃ有利です。
同じ140キロを投げても右と左投げでは注目度が違います!
なのでゆっくりと考えていけばいいのではないかと思います。無理やり利き腕を治すのもへんな話なので、自然に任せるのが一番です。
2.ポジション別グラブの特徴
・投手用(ピッチャー)用グローブ 菅野選手(巨人)大谷選手(エンジェルス)
投手用のグラブは、相手バッターから球種を見えなくするために野手のグローブのように間が開いていません。結構投手は癖が出るので、指カバーなどして指の動きも警戒する投手もいます。
・捕手(キャッチャー)用グローブ 阿部選手(巨人)古田選手(ヤクルト)
捕手用は他のポジションとはまったく違うつくりなので、あまり迷うことがありません。最初の頃は別のポジションのグローブで練習していて、本格的に捕手をやりたいと言い出したら買ってあげるぐらいでいいと思います。チームによってはチーム用のキャッチャーミットもありますので。
・一塁(ファースト)用グローブ 中田翔選手(日本ハム)清宮選手(日本ハム)
ファーストミットに関しても専門性に特化したグローブなので、本格的に専念するぐらいになるまで買わなくていいと私は思います。ファーストミットもチームの専用で1つあることがよくあります。別のグローブでも全然いいです。
・二塁(セカンド)用グローブ 菊池選手(広島)浅村選手(西武)
セカンドのポジションはとにかくすばやいプレーを求められます。菊池選手はその代表格です。セカンドのグローブは、ポケットは浅く、ボールを捕ってからすばやく投げる体制にいきやすくなっています。
私の高校時代と大学時代のセカンドは、本当にグローブか?というぐらい、ふにゃふにゃで手でボールをつかむようなセカンド用のグローブを使用していました。
・三塁(サード)用グローブ 村田選手(元巨人)宮崎選手(横浜ベイスターズ)
サードはセカンドのようにすばやく動く場面は少なく、どちらかといえば速い打球を処理する機会がよくあります。そのためボールをとるポケットは深く、速い打球処理でボールがグローブから出るのを防ぐようになっています。セカンドの用にあまりやわらかくないほうがいいです。
・遊撃手(ショート)用グローブ 坂本選手(巨人)今宮選手(ソフトバンク)
ショート用グローブはセカンドとよく似た動きなのでさほどグローブに差はありません。すこしいうなら、セカンドよりは少し多きめでサードよりは少し小さめのグローブです。
・左翼中堅右翼(外野)用グローブ 柳田選手(ソフトバンク)秋山選手(西武)
外野用はどのグローブよりも捕球する部分が長いのが特徴です。外野では内野のように捕ってすぐ投げるよりも、少しでも守備範囲を広く、またゴロなどの処理でミスを少なくするために大きめに作られています。捕ってすぐ投げる場面もありますが、それよりはいつもよくある場面に備えたつくりになっています。
まとめ
そうでしたか?少しは参考になればと思います。
ただ、野球の中でグローブの選び方が非常に難しいと思います。
ましてやお子さんに選ぶとか、私自身も正直小学生に購入したグローブはどんなことを考えながら購入したか覚えていません。
多分両親のお勧めを買ってきてもらったと思います。なので親御さんのセンスは非常に大事です。
スポーツ店に行って何を買っていいかわからなくて迷ったら、最初は安くておすすめなのを捜してみてください。
まずはグローブを子供に買ってあげてください。
でスポーツ少年団に少しずつなれてきて子供のほうから、
投手やりたい!二塁手やりたい!新しいグローブ買ってと言ってきたら、投手のグローブの特徴を教えてあげてください!二塁手のグローブの特徴を教えてあげてください!
子供が、父さんすごい!母さんすごい!ってこどもが絶対喜びます!
将来のプロ野球選手になれるよう、全力でバックアップしてあげてください!!