おそらく、子供が野球に悩んでいるけど、自分には野球の知識なく、的確なアドバイスが出来ないと悩んでいるのではないでしょうか。
実は、野球のポジション別スキルは、覚えれば簡単なんですよ。
実際に野球初心者の人でも、この記事を見れば、10年以上野球をしてきた私と同じぐらいの知識を得ることができます。
なので、もし、あなたが野球のポジション別スキルを知りたいと思うなら、ぜひ、この記事を読んでください。
そうすれば、野球のポジション別スキルを理解することが出来ます。
ちなみに、この本が凄くわかりやすいと定評があります↓参考に
目次
【超野球初心者必見】野球のポジションを完全解説
まず初めに、どこのポジションを遊撃手(ショート)というのか、外野は全て同じじゃないの?と悩む人のために図を使って説明しますね↓
①投手(ピッチャー)
・グラウンドの中心でボールを投げる選手。投手で7割8割試合が決まるといわれています。
プロの選手で言えば・・・菅野選手(巨人)、ダルビッシュ有投手(カブス)
②捕手(キャッチャー)
・グランドで唯一仲間の方向を向いている選手。また、投手の投げる球を捕る選手。
プロ野球の選手で言えば・・・甲斐捕手(ソフトバンク)、梅野捕手(阪神)
③一塁手(ファースト)
・一塁ベースの横を守り、野手で一番大きいグラブを使用しています。アウトを一番とる選手。
プロ野球の選手で言えば・・・山川選手(西武)、中田選手(日本ハム)
④二塁手(セカンド)
・一塁ベースと二塁ベースの間を守る選手です。一番動きが複雑なポジションです。
プロ野球の選手で言えば・・・菊池選手(広島)、山田選手(ヤクルト)
⑤三塁手(サード)
・三塁ベース横で守る選手です。ホットコーナーとも言われます。
プロ野球の選手で言えば・・・宮崎選手(横浜DeNA)、筒香選手(レイズ)
⑥遊撃手(ショート)
・二塁ベースと三塁ベースの間を守る選手です。特に少年野球や中学野球では、中心選手が守る傾向あり。
プロ野球の選手で言えば・・・坂本選手(巨人)、今宮選手(ソフトバンク)
⑦左翼手(レフト)
・外野手のポジションで、ホームベースから見て左の一番奥に守る選手です。
プロ野球の選手で言えば・・・近藤選手(日本ハム)、吉田選手(オリックス)
⑧中堅手(センター)
・外野手のポジションで、ホームベースから見て正面の一番奥に守る選手です。
プロ野球の選手で言えば・・・柳田選手(ソフトバンク)、丸選手(巨人)
⑨右翼手(ライト)
外野手のポジションで、ホームベースから見て右の一番奥に守る選手です。
プロ野球の選手で言えば・・・鈴木誠也選手(広島)、福留選手(阪神)
【野球初心者必見!】ポジション別必須スキル(能力)を徹底解説
【野球】ポジション①:投手(ピッチャー)
投手というポジションは勝敗を一番左右するポジション。
究極を言えば、三振を取り続ければ負けることはまずありません。まぁ、そんな選手はいませんけどねww
そんな投手に必要なスキルは以下の4つだと私は考えます。
・ストライクをとるスキル
・ある程度の球速
・マウンドさばき
・メンタルの強さ
なんといっても、ストライクを取れなければ投手として続けていくのは難しいです。とりあえずストライクさえとることができれば、中学レベルまではなんとかやって行けるでしょう。
ただ、強豪高校や大学、プロを目指していくのであれば、変化球で簡単にストライクとれて、最低でも130キロ台の球速は必要になってきます。
後は、マウンドさばきですね。
牽制やバント処理など、内野手として最低限の動きが出来れば問題なし。
そして、最後がメンタルの強さ。投手で試合の7割以上が決まるスポーツなので、投手が崩れると試合に負ける確率が高くなります。
そのチームの命運を背負って野球をしなければなりません。その命運を背負えるかどうかが投手をやって行けるかのどうかの分かれ道になります。
もっと投手のことを知りたいと思うなら下記の本を参考にしてください↓私自身、中学時代以降よく読んだ立花さんの本です。
【野球】ポジション②:捕手(キャッチャー)
扇の要と言われるポジション。唯一チームメイトに試合中、顔を向けているのが捕手です。
捕手に必要なスキルは以下の3つになります。
・コミュニケーション能力
・肩の強さ
・野球に詳しい
1番はコミュニケーション能力です。
なぜなら、チーム全体をまとめる役が捕手というポジションだからです。
最初にも言いましたが、常に全ての選手を見渡せるのが捕手というポジション。
どんな場面でも、常に選手同士とコミュニケーションをとり、どんな作戦を相手がしてくるか考えなければなりません。
また、投手は自己中心的な選手が多いため上手く気持ちを高めてあげなければなりません。これもコミュニケーション能力が掛か差ません。
なので、捕手にとってコミュニケーション能力は必須だと考えてください。
その他にも、肩の強さは必ず必要になります。盗塁を阻止するためには肩の強さはあればあるだけいいと考えられています。
最後に、野球をとにかく詳しくなる必要があります。常に、全ての状況を把握し、どんな作戦が来ても対処できるように頭の中をフル回転させる必要があります。
投手ほどの責任を負わされることは少ないですが、影の監督としてチームを引っ張れる存在になる必要があります。
特に、全ての年代においてチームキャプテンを任されるような選手が多くいるポジションであります。
プロの中でも史上最高の捕手と言われる古田さんの本はお勧めですよ↓
【野球】ポジション③:一塁手(ファースト)
1塁手(ファーストは)内野手の中で1番ボールに多く触れるポジションです。
1塁手に一番必要な能力は下記の3つになります。
・捕球する能力
・打撃力
・身長
1つ目は捕球するスキルですね。1塁手は内野ゴロが飛べば、必ずベースを踏んでボールを受けなくてはなりません。
そのため、1番多くボールに触れる機会があります。通常だと、誰もが取れる送球ですが、10球に1球の割合で難しい送球がくるので、捕球技術が求められます。
ただ、ボールに触れる機会が多いですが、内野の中では難易度が低い部類になりますので、打撃力が必須になります。
プロ野球の世界を見ても、1塁手は外国人や守備に不安はあるけど、打撃に期待がもてる選手が守る傾向があります。
なので、打撃に自信があり、少し守備に自信がない選手にお勧めできるポジションになります。
ただし、ここで1つ注意点があります。本気でプロの世界を目指すのであれば、1塁手を積極的にお勧めできません。
1塁手専門だと、圧倒的な打撃力が求められ、かなり厳しい道のりになります。必ず、他のポジションも守れるようにしましょう!
【野球】ポジション④:二塁手(セカンド)
二塁手は、内野手の中でも1番動き回るポジションになります。
運動量は、内野手の中で1番多いと考えておいてください。
二塁手に必要なスキルは以下の3つになります↓
・野球を知っている
・俊敏性
・状況把握能力
二塁手は野球のレベルが上がれば上がるほど、難しくなるポジションになります。
少年野球では、肩が弱く比較的あまりうまくない選手を起用します。しかし、中学、高校、大学となると、チームの中でも1番上手い選手が選ばれるポジションになります。
ベースカバーから、中継プレー、併殺などのプレーは他のポジションより1段階上の難しさになります。
かなりの運動量を誇ります!
もし、まだどこのポジションか決まっていない場合は、二塁手を選ぶのをお勧めします。かなり野球について詳しくなります。
二塁手については、平成最高の二塁手の荒木選手のマネをすれば問題なし!
ぜひ興味があれば購入を検討してみては↓
【野球】ポジション⑤:三塁手(サード)
三塁手は、常に強烈な打球が来る度胸がいるポジションです。
なぜなら、内野手の中で打者に一番近づかないと行けないからです。
まずは、どのようなスキルが三塁手に必要かお伝えします↓
・度胸
・瞬発力
・肩の強さ
・観察力
三塁手は、セフティーバントを常に気をつけながら守備をしないといけません。
そのため、観察力は必須。それに加えて、打者との距離も近くなるため場合によっては、身体で打球を止めなければいけません。
私もサードの経験はありますが、正直ビビりながらやっていました。本当に怖いポジションです。
また、逆シングルで打球をとったり、きわどいセフティーバントの際に、速い送球をしないといけないので、肩の強さも必須になります。
参考になる動画を見つけましたの、時間がある人はご覧ください↓
【野球】ポジション⑥:遊撃手(ショート)
内野の中心的存在のポジションが遊撃手になります。
なぜなら、特に少年野球や中学野球では、チームの中心選手が守ることがよくあるからです。
・捕球能力
・肩の強さ
・俊敏性
少年野球では基本的に、チームで一番うまい選手が守るのが鉄則になっています。
遊撃手は、内野手の中で一番深くから一塁まで送球しないと行けない場面が出てきます。そこで、大事になるのが、守備範囲と肩の強さ。
この2つが備わっているかで、遊撃手を守れるか守れないか決まります。
また、捕球能力の高さも必須!なぜなら、内野手で一番一塁から遠いポジションで守備をしているからです。
そのため、一度のファンブルが命取り。これが遊撃手!
これまた、平成最高の遊撃手、井端選手の本を下記の紹介しておきますね↓
【野球】ポジション⑦:左翼手(レフト)
左翼手(レフト)は、比較的守備が苦手だけど、打撃に定評がある選手が守るポジションです。
では左翼手(レフト)に必要なスキルを紹介します。
・打撃力
・落下地点の予測
・正確な送球
私の考えでは、上記の3つが必須スキルですね。
特に外野の中では、守備よりも打撃に定評がある選手が選ばれる傾向があります。
実際にプロ野球で世界で、どんな選手が左翼(レフト)を守っているか見ていきましょう。
2020年7月26日のスタメン
・広島:ピレラ(3番)
・巨人:ウィーラー(6番)
・ヤクルト:青木(3番)
・横浜:佐野(4番)
・阪神:サンズ(3番)
・中日:福田(7番)
6球団中4名がクリーンアップを打っています。これが左翼(レフト)の役割になっています。
守備に関しては、中堅手(センター)のような守備範囲と強肩、右翼(ライト)のようなサードへの送球がないため、守備が不安な選手を守らせやすい場所でもあります。
なので、左翼(レフト)は、打撃重視で、捕球能力などの守備は平均より劣るぐらいのスキルが必要になります。
【野球】ポジション⑧:中堅手(センター)
中堅手(センター)は外野の中心的存在のポジションです。
全ての年代を通して、中心選手が守る傾向があるポジション。プロの世界では、必ず中心選手ではない場合もありますが。
なので、中堅手(センター)に必要スキルは以下の3つになります。
・コミュニケーション能力
・肩の強さ
・守備範囲の広さ
中堅手(センター)の場合、レフトとライトとのコミュニケーションも必要になります。そのため、最低限のコミュニケーション能力は必須。
また、右へ左へ広く守るため圧倒的な守備範囲も必要になります。もちろん肩の強さも必須。
なので、外野の中で一番守備能力が高い選手が守る傾向があります。
プロの世界でも、守備範囲の広さと強肩の選手がそろっています。
2020年7月26日(スタメン)
・ソフトバンク:柳田選手
・日ハム:西川選手
・オリックス:宗選手
・楽天:辰巳選手
・西武:鈴木選手
・ロッテ:福田選手
もちろん打撃のいい選手はいますが、圧倒的な守備範囲と強肩の選手がそろっています。
なので、センターを守りたいと考えている場合は、チームの中でも突出して身体能力が高い必要があります。
【野球】ポジション⑨:右翼手(ライト)
右翼手は外野の中でも、年代が上がるごとに役割が変化していくポジションになります。
なぜなら、少年野球や中学野球の場合、ライトゴロがあり、高校より上のレベルではないからです。
まずは、右翼手(ライト)の必須スキルを見ていきましょう。
・思い切りの良さ
・肩の強さ
・捕球能力
少年野球や中学野球(軟式)は、打球が飛ばない関係で右打者や非力な選手がいる場合、ライトゴロが成立します。
ここでは、肩の強さと思いきりの良さが必須になります。
また、高校より上のレベルになるとライトゴロはなくなりますが、3塁への送球があるため強肩である必要があります。
ここでも、肩の強さと思いきりの良さが必須になります。
このように、右翼手(ライト)は年代や使用するボールで多少やることが違うということを理解してください。
ただ、必須スキルは同じです。
【野球スキル】しっかりと理解して、なりたいポジションを選べ!
今回はわかりやすいように、大げさな表現もありましたが、上記の必須すきるを頭に入れてどこのポジションを守りたいか考えてください。
あくまで、今回紹介した内容は一般的な考えに、私の経験に基づいて書かせて頂きました。
なので、参考程度に頭に入れておいてください。
野球をする上で、自分に合ったポジションをするのは非常に大事になってきます。
ただ、最初から自分に合うポジションを守れるかというと守れないと思ってください。
私自身、サード→ショート→ピッチャー→キャッチャー→サード→ピッチャーと野球歴10年以上で4つのポジションを守りました。
なので、最初はまず自分がやりたい!指導者が指示するポジションで頑張りつつ、自分に合うポジションを見つけてくださいね。
必ず野球をやり続けていれば、自分に合うポジションが見つかるはずです。