野球で一番大事な練習ってなんだと思いますか。
毎日練習をする中で、キャッチボールをしない日はありませんよね?それがすべての答えです。
ただ、キャッチボールをただのアップだと考えて練習する選手が多くいるのが現状です。
そこで、野球小僧はあなたには理解してほしいんです!キャッチボールは意識すれば、どんな練習よりも野球の技術が向上します。
ただのアップで365日×30分するのか、野球の練習として365日×30分するのか、答えは明確です。
それでは、野球の練習メニューの中で一番大事なキャッチボールについて、何故大事なのかあなただけにお伝えしたいと思います。また、キャッチボールのポイントもお伝えします!
目次
なぜキャッチボールが一番大事なのか
練習で一番差がでる練習
私の経験上ボールを使用する練習で一番練習の差がでるのがキャッチボールだからです。
上記で書かれているようにアップの流れで、キャッチボールは肩慣らしと捉える選手が非常に多いと私は経験上感じました。
バッティングや、ノックなどと比べると、やはり意識して取り組んでいる選手は非常に少なかったです。
また、指導者からもキャッチボールについて、ノックや打撃練習のようにアドバイスをされた経験は少ないのではないでしょうか。
打撃練習の場合
・内側からスイングしなさい。
・間合いを作りなさい。
・トップを下げないようにしなさい
守備練習の場合
・下からグローブを出しなさい
・最後までボールを見なさい
・ボールを捕ってから早く投げなさい
やはり、メインの練習ではないので指導者からも声をかけられることは少ないのが現状です。
だからこそ、野球小僧はキャッチボールが大事だと13年間の野球生活で学びました。
周りが意識をして練習をしてないからこそ、あなたが誰よりも意識して練習することで誰よりも上手くなれるんです。
ノックや打撃練習は、みんな一生懸命します。それは、楽しいからです。地味な練習は手を抜きたくなります。そこで、手を抜くか抜かないかですべてが変わります。
野球小僧は、小学、中学・高校・大学の現役中意識して出来たかというと、高校まではできませんでした。正直、肩慣らしの要素のほうが強かったと思います。
今思えば、肩慣らしと考えた時間が非常にもったいない!今高校時代の野球小僧に伝えれるなら、伝えたい!それぐらい大切な練習です。
今あなたは、この内容を読んで今日から意識してキャッチボールができることで、必ず野球が上手くなります。
お母さんやお父さんは、子供に教えてあげてください!それだけで野球が上達します。
ただ、意識して!と言われても、正直わかりませんよね?ここからは、何を意識して行けばいいか、お伝えしたいと思います。
キャッチボールの重要性
投げる側のポイント
投げる側
・回転数や、回転の角度を入念に確認する。(投手)
・相手がとれる位置に投げるのではなく、細かく投げる場所や場面を想定して投げる。
・ボールを捕ってから、投げるまでの動作のバリエーションを複数行う。
投手は必ず回転数や回転の角度を毎回確認するようにしてください。投手にとって回転数や回転の角度は生命線です。意識しましょう!
野手に関しては、イメージが大事です。送球を想定した場合、フォースプレー(タッチプレーがない、ベースを踏むだけでアウト)でアウトをとるのか、タッチプレーでアウトをとるのかで、投げる高さが違ってきます。
送球も基本野球はボールを捕ったら、クイックで投げます。常にそれを意識してください。野球の動作のなかで、ゆっくりボールを持つのは投手のみです。
捕球する側のポイント
捕球する側
・相手が投げたボールに対して、場面を想定して捕球体勢に入る。
・ボールに対して、フットワークを使い正面に入る。
・遠投の際に、後ろからボールに入りバックホームの捕球体制で捕る。
捕球する場合も、イメージが非常に大事になってきます。
ゲッツー(アウトを2つとるプレー)をとるプレーなのか、一塁でアウトにするプレーなのか、タッチアップでバックホームをする場面なのか、想定できる場面はいくらでもあります。
それを意識するか、しないかで野球の上達はかなり違ってきます。
今からすぐ意識はできますので、必ず意識してやってくださいね!
プロ野球選手も意識しています
河原純一投手(読売巨人 1994年ドラフト1位)
(ウィキペディア(Wikipedia)より引用)
駒澤大学(日本代表)→巨人(ドラフト1位)→西武→中日→愛媛マンダリン→愛媛(監督)
プロ14年間31勝42敗40セーブ。
「キャッチボールで、突き詰められる人と『まあ、いいじゃないか』と考えてしまう人の差。キャッチボールは1日100球とか、投球練習より多い球を投げる。それをおろそかにしていたら、1年間で数万という球数を無駄にすることになる。その数万をしっかり自分で意識を持っていたら、絶対に差がつくでしょう」
キャッチボールへの取り組み方ひとつで、成長の機会は大きく変わってくる。その意識付けは、プロに入団する前から差があるようだ。「プロ野球選手にはそういう備えの意識を持って入ってきている子が、独立リーグにいる子と比べたら多いと感じる」。河原監督はそうと分析する。(ベースボールバイブルより引用)
菅野智之投手 2012年ドラフト1位
(ウィキペディア(Wikipedia)より引用)
東海大学(日本代表)→巨人(2012年ドラフト1位)
プロ6年間76勝41敗防御率2.17
今季2年目で初の開幕1軍入りを果たした中川は「菅野さんに一番言われたのはキャッチボールの大切さですね。“キャッチボールを見れば、どんなレベルの投手か分かる”と言う言葉が頭に残っています」と振り返る。一球一球、同じフォームで相手の胸に投げる。それは遠投でも変わらなかったという。スポニチより引用
プロがいうなら間違いない!野球小僧はそう思います!のように超一流選手はキャッチボールの大切さを非常に理解しています。
まとめ
キャッチボールの大切さを理解してくれましたか。
キャッチボールは単純な練習ですが、野球を上達させるには非常に大事な練習です。
バッティングや、守備などは野球では花形です。
バッティングや守備練習はみんな非常に好んでやるからこそ、キャッチボールを大事にしてほしいと心から思います。