野球をしている以上はプロ野球選手になりたいと思うのが、普通ではないのでしょうか。
野球小僧も大学に入るまでは、プロ野球選手を目指して野球をやっていました。周りから馬鹿にされても、努力すれば必ずなれると思っていました。
なので大学卒業後は独立リーグを視野に入れて野球をしていました。ただ、自分の才能と怪我で断念しました。
そこで、野球をしている選手また、野球をしているお子様の親御様の「いつのタイミングでプロ野球選手をあきらめたらいいの?あきらめさせたらいいの?」という疑問にデータと経験を交えながら解説していきます!
・年齢が30歳を超えた時
・怪我で野球ができなくなった時
・周りと比較して才能に限界を感じた時
目次
中学野球

中学野球であきらめるのは早い!
部員数 | 加盟校数 | |
平成29年 | 174.343 | 8475 |
中学野球からプロ野球選手になることはまずないので、ここであきらめることはないと思います。
また、中学時代補欠でプロ野球選手になった選手もいますので、大丈夫です。オリックスの戸田亮選手はその中の一人です。
なので、野球小僧からアドバイスできるなら中学野球であきらめる必要はないと思います。
高校で成長期が来る選手もいます。野球小僧の友人は160㎝→180㎝になりました。ただ友人は野球がうまくはなりませんでしたが。
高校野球

驚異のプロになれる確率は0.05%
年度 | 1年生 | 2年生 | 3年生 | 合計部員数 | 加盟校数 |
平成29年 | 54.295 | 53.919 | 53.359 | 161.573 | 3989 |
平成29年の高校3年生が53,359人います。
その中でプロ野球選手になれたのが、高校生:29名(育成を含む)
部員数 | プロ野球選手になれた人数 | 確率 | |
53,359名 | 29名 | 0.05% | 1840名に1名 |
この結果をどう判断されるかわかりませんが、非常に険しい道です。
この確立に入ることができるのか?と考えたら野球をしたくなくなりまよね。でも現実的な数字を見て肌で感じることが大事です。
野球小僧が思うのは、本当にプロ野球選手目指すとお子様が言っている場合は、強豪私立高校へ入学させることをおススメします。
参考記事
そこで、本人ががむしゃらで野球をして光をつかむ可能性があります。強豪高校野球部で無名でも、大学野球で花開いた選手はいます。
大学野球で才能が開花の可能性も!
特に有名なのが、上原選手です。高校時代は元プロ野球選手の建山選手の2番手として活躍はしてませんでしたが、大学野球で一気に注目を浴びました。
あまり強くない高校で、エースになるよりは強豪高校で2番手のほうが野球小僧はいいと思います。
これは高校野球で活躍することが目的ではなく、大前提にプロ野球に進むためにです。
強い高校は、いやでも練習をします。その練習が必ず後々生きてきます。高校時代感じたのは、友人が強豪高校へ入学して話を聞くと、練習量、質がまったく違いました。
そこで思ったのは、プロへ行くなら環境が整った強豪高校へ行くことだと。高校の3年間は入学する高校で未来は変わってきます。
ちなみに高校時代無名の選手が、大学で花開いた選手を紹介しています。
大学野球

驚異のプロになれる確率は0.44%
1年生 | 2年生 | 3年生 | 4年生 | 合計 | |
平成29年 | 8,703 | 7,932 | 7,167 | 5,196 | 28,998 |
平成29年度の4年生が5,196人です。
部員数 | プロ野球選手になれた人数 | 確率 | |
5,196名 | 23名 | 0.44% | 225人に1名 |
この数字だけみると、高校野球からよりは非常になりやすい感じがしますよね。
しかし、大学野球は部員数を比べても10分の1の数しか大学では野球をしていません。そう考えると、選りすぐられた中からの225分の1はめちゃくちゃ凄い選手だというのがわかります。
野球小僧も感じたのが、大学野球では必ずチームの中心選手が集まってくるということです。
特に野球小僧は投手だったので、各チームのエースが集まり想像していた以上にレベルが高かったです。
基本140キロを超えるのが普通で、各県でもそれなりに活躍した選手ばかりでした。野球小僧は全くだったので、正直4年間やりきることだけを考えていました。
大学時代の経験を詰めた記事を書いていますので、時間があったらご覧ください↓
結局プロあきらめるタイミングはいつなの?

年には勝てない・・・30歳を超えた時
正直年齢には勝てません。
日本での最高齢のドラフト指名選手が29歳と1カ月。
山崎隆広外野手 東北楽天2005年ドラフト9位指名
なので、29歳まではぎりぎりチャンスがあるのではないかと考えます。
30歳を超えてもプロを追いかけるのは正直諦めが悪すぎです。そこはしっかりと区切りをつけるようにしてください。
怪我で野球ができなくなった時
怪我はどうすることもできません。
多くの有望な選手たちも怪我には勝てず、野球をあきらめています。怪我の場合はどの程度かによりますが、やめるきっかけにはなると思います。
だからこそ、体のケアを小さいころからするようにしてください。怪我は予防することができること。
周りと比較して才能に限界を感じた時
また、野球がやりたくても能力上の問題で、どこにも所属が出来なくなったときは正直やめどきです。
お金さえあれば、大学までは誰でも野球ができるのが日本です。
それ以降に関しては、セレクションやオファーがないと野球を続けるは難しくなります。大学以降は合格できない、オファーがない場合はあきらめるタイミングです。
ただ、大学でも活躍できなくて独立リーグで花が咲いた選手もいるので、一概にオファーがなければ大学以降で必ずやめろとは言えません。
まずは自分の力量と、やる気をしっかり考えて野球を続けるかやめるか考えるようにしてください。
野球小僧の経験談
これはおまけですが、野球はやはり才能がかなりを占めると感じています。
野球小僧の同じ大学の同期にプロで活躍している選手がいますが、確実に才能9割努力1割の選手です。
大学時代の4年間その選手が、野球に対して真剣に向き合ったのをあまり見たことはありません。
それでもプロへ行き、大活躍しているのをみると才能は確実にあると理解しました。
もちろん努力でカバーできる部分もありますが、カバーできない部分もあることを理解してくださいね。
夢を壊すようであまり言いたくはありませんでしたが、これが現実ですね。
まとめ
・年齢が30歳を超えた時
・怪我で野球ができなくなった時
・周りと比較して才能に限界を感じた時
野球をやめるタイミングは、選手の考え方だと野球小僧は思います。
お子様の野球をする姿を見て、しっかり声をかけてあげてください。
そこで話をしてあげてください。話を聞いてあげてください。プロ野球選手をあきらめるタイミングは、ひとそれぞれです。ポイントはありますがここです!というタイミングは正直ありません。
いつどこで才能が開花するのは正直わかりません。
なので、やめても後悔しないと思うまで努力してくださいね!応援しています!
小学生の頃に学校の掃除時間を真面目にやっているか
やっていないか先生に聞いてみてください。
プロになれる人は、いくら素質があってもすべてがここから始まります。
野球経験者様
コメントありがとうございます。
その気持ちすごくわかります。
私も同じ気持ちです。掃除をすることで、野球につながりますからね。